
旧暦の1月1日です。
大きな時の切り替わりになりましたね。
2024年12月19-23日の奄美大島レポートを報告してから、2024年9月に行った2つの御神事の記録を整理していました。
2024年9月8-13日、壱岐島御神事。
(※)2025年2月11日に報告しました。
2024年9月19-25日、九州大周り御神事。
→ 2024年9月22日の秋分の日の出遥拝御神事
→ 佐多岬から桜島に繋がる国引き御神事と国分け御神事
→ 種子島御神事
→ 南十字星遥拝御神事
2024年の後半は
9月に2回の大きな御神事、
10月も2回の大きな御神事、
11-12月にも3回の大きな御神事を行ってきたので、ゆっくり整理する時間が取れませんでした。
今年2025年の御神事のテーマは
「縄文16,000年かけて準備してきた神経綸(しくみ)」
にする予定でいますが、まず、昨年の御神事の要点をまとめることに集中します。
2024年の御神事では、御神事を行った場所に御神石を納めてきましたが、今日のテーマは、納めてきた御神石に焦点をあてます。


2023年8月7-9日に行った大和三山(畝傍山・天香久山・耳成山)御神事から、大和三山の御神石を納めるようになった。
そして、
2023年12月5-6日に行った奈良県天理市の桃尾の滝の御神事から、天之ヌホトと天之ヌホコの依代の御神石を用いるようになった。
御神石を納めた場所の中で、思い出に残っている場所を取り上げながら、「韴霊(ふつのみたま)」と伊邪那岐命の「おとのあわぎはら」についてご紹介したいと思います。
2024年の大きな目的の一つが、日の出遥拝御神事で日の出の太陽を捕まえること
古代には、冬至の日の出の太陽には「悪い太陽」がいるという認識があったようだ。
水谷慶一氏は『知られざる古代』(日本放送出版協会)で次のように紹介している(PP128-129)。
後日、ぼくは伊勢湾の神島を訪ねた。そこで古老に会ってゲーター祭りの話を聞いたところ、老人の一人がこういったのである。
「島の男が浜に総出して、ぐみの輪を女竹のさきで突き上げてるあいだ中、一人が東の海を見張ってますのや。お日様が顔を出すと合図をする。それっというわけで、こんどは輪を落としにかかる。つまり、悪い太陽を叩き落すのやな」
日の出遥拝御神事を行ってきた私の流れで、古来のゲーター祭りを見ると次のようにいえると思う。
兇党界(悪魔界)の首魁は、日の光の裏側に潜んでいるのだが、実際の日の出の太陽でいえば、日の出が始まる1分前から日の光差し込むまでのわずかな時間の領域に隠れている。
太陽の運行でいえば、冬至と夏至の日の出が始まる1分前から日の光差し込むまでのわずかな時間の領域に隠れている。
伊勢の神島のゲーター祭りという御神事は、冬至の日の出直前の、日の光の裏側に潜む兇党界(悪魔界)の首魁を「ぐみの輪」に誘い込み、悪い太陽を叩き落すという御神事である。
御神事としては、極めて有効性を持っていると思う。
私の日の出遥拝御神事は、「ぐみの輪」の代わりに、天之大神さまから頂戴した御杖を使い、二本の杖の間から日の出の太陽を遥拝し、二本の御杖の共鳴場で兇党界(悪魔界)の首魁の潜入ルートを捉えきることを目的としている。
さらに兇党界(悪魔界)の首魁の潜入ルートを、桃尾の滝と三輪山の依代、大和三山の御神石を用いて包み込んでいくのだ。
逃げられないように、全体を網羅し、包み込んでしまうのだ。
2024年の最大の心配事は、手数も時間もお金のかかる御神事を、1年の循環のなかでやり遂げることができるかどうかだった。
下の二本の杖が、九頭龍御神事に向かっていくにあたって、天之大神様から頂戴した御杖を2021年7月14日に実体化させたものである。

2016年6月30日、天之大神さまからの御神命
「愛のなかに憎みが入り込み、愛は憎しみを育てた。
愛の中に憎しみが入っていったこれまでの経路は、ふさがなければならぬ」
「そなたにはワシの杖を進ぜよう。
救いに使え」
2023年10月23日(旧暦9月9日)6時28分、奄美大島のあやまる岬で日の出遥拝御神事を「トドメ」の御神事として行い、
2023年12月22日冬至、三重県の熊野荒坂津から始めた。

2024年3月20日春分を高知県の足摺岬で迎え
2024年6月21日夏至を、再び奄美大島のあやまる岬で迎えた。
そして
2024年9月22日秋分を宮崎県の大御神社で迎え、一年の循環を結び終えた。
翌日2024年9月23日5時55分、日の出(6時3分)に合わせて、「おとのあわぎはら」といわれる宮崎県の江田神社に御神石を納める御神事を行った。
伊邪那岐命は、「おとのあわぎはら」で左目を洗ったとき、天照大神を得た。
天照大神を得たので、神社を「得た(江田)神社」という。

その江田神社の御神域に御神石を納めると、伊邪那美命の御心が
「これで私たちは永遠です」
といわれる。
時間は前後するが、翌月2024年10月8日、三輪山に登拝し山頂の磐座で祝詞奏上すると、夫婦神が寄り添ってお立ちになられていた。
右側が「あめゆずるひあめのさぎり尊(幼名をシニレク)」であり、左側が「くにゆずるつきくにのさぎり尊(幼名をアマミコ)」である。
「これで私たちは永遠です」という状態を、三輪山の磐座で見せていただけたらしい。
話を戻します
2024年9月23日11時20分、吾平津神社で御神事を行うと天照皇大御神さまは
「ここで御神事を行うと、(次の神の代への動きが)始まります。」
と言われる。
日南市の吾平津神社は、神武天皇が宮崎に滞在している時の妻・吾平津姫を祀る神社である。
神武天皇の時代、神武天皇の困難な御神業をサポートするために、天照大神さまは神武天皇の妻・吾平津姫として人の世に現れてこられていた。
宮崎県日南市の吾平津神社は、私の御神業にとっては、伊勢神宮に次ぐ別格の神社で、いつかは参拝に行きたいと願ってきた神社だった。

そういう吾平津神社で天照皇大御神さまから
「ここで御神事を行うと、(次の神の代への動きが)始まります」
と言われると、天之大神さまから頂戴した御杖は、いったん天之大神さまのもとに返却し、2021年7月の九頭龍御神事から始まった一連の御神事を検めていただくべきだと思うようになった。
御杖を検めていただいて、もう一度、天之大神さまの御杖を実体化させていただけるときがあるだろう。
御杖が手元にくるまでは、二本の玉串を御杖の代用とし、御神事を進めていくことにしよう。
奄美大島の大刈山と湯湾岳に納めた御神石で共鳴場を設ける
2023年10月21-24日、奄美大島の「トドメ」の御神事で、大刈山と湯湾岳に納めた御神石セットは次の通り。
沖縄県伊是名村内花と降神島の御神石、奈良県の大和三山の御神石、岩手県陸前高田市の玉山神社の御神石、和歌山県新宮市の神倉神社ゴトビキ岩の御神石。
御神石セットを足場にして、大刈山と湯湾岳の共時共鳴場を回復させることを目的としていた。
御神域が整えば、神が動けるようになる。

桃尾の滝と三輪山の依代が揃うと韴霊(ふつのみたま)が発顕するという発見は、2023年12月5-6日だったので、2023年10月の時点では韴霊(ふつのみたま)を納めていない。
大刈山の山頂「あなた、持ってきてくださったのね」(2024年4月28日)
2023年12月5-6日の韴霊(ふつのみたま)発顕御神事で、桃尾の滝の神格と三輪山の神格を把握できたおかげで、桃尾の滝と三輪山の依代を御神事に活用できるようになった。
2024年4月28日12時20分、奄美大島の大刈山山頂で御神事の準備をしていると、妻神「くにゆずるつきくにのさぎり尊」(幼名をアマミコ)が現れてきて
「あなた、持ってきてくださったのね」
と喜んでいただけた。

妻神「くにゆずるつきくにのさぎり尊」(幼名をアマミコ)は、天之ヌホト(桃尾の滝)と天之ヌホコ(三輪山)の依代の到着を待ち望まれていたようだ。
湯湾岳の神さま「妻の知らせを持ってきてくれたのか?」(2024年6月21日)
夏至2024年6月21日13時40分、湯湾岳で御神事を行うため御神石を祭壇に並べ始めると
「妻の知らせを持ってきてくれたのか?」
と、湯湾岳の神さまが問うてくる。
湯湾岳の神さまは、ビックバーンの衝撃で時間が止まったままになっているようにみえる。
今回夏至2024年6月21日の御神事で天之ヌホト(桃尾の滝)と天之ヌホコ(三輪山)の依代を湯湾岳に納めるのだが、二つの御神石の共鳴場から発顕する韴霊(ふつのみたま)が神を覚醒させる御神力をもつので、この効果著しく、湯湾岳の神さまも覚醒したのかもしれない。

湯湾岳の神さまも、妻神「くにゆずるつきくにのさぎり尊」(幼名をアマミコ)と同じように、天之ヌホト(桃尾の滝)と天之ヌホコ(三輪山)の依代の到着を待たれていたようだ。
壱岐島の浦海神社の御祭神「そなたが開けてくれるのか」(2024年9月12日)
2024年9月12日14時9分、壱岐島の浦海神社に御神事用具を運び入れていると、御祭神が、
「誰がここを開けてくれるのかと思っておったが、そなたが開けてくれるのか」
という実にフレンドリーで懐かしさが込み上がってくる語りかけであった。
壱岐島の国魂神さまだと思った。
私が浦海神社で御神事を行うと、壱岐島の国魂の神さまが活動できるようになるらしい。
私
「私が納める御神石を御使いになられるのですか?」
回答
「もちろん。そなたがここ(浦海神社)にやってこなくとも、そなたが壱岐島に納めた御神石の御神力は、私のところにもやってきて、ワシも動けるようになると思うが、ここに納めてくれた御神石を直接使えるのと、あっちに納めてある御神石を借りるのでは趣がまるっきり変わってくる」
私
「御神石を用いると、奄美大島(地)の御神力を使えるようになるのですか?」
回答
「もちろん」
私
「それでは、奄美大島(地)の方でも、壱岐島(高天原)の御神力を使えるようになったのですか?」
回答
「奄美大島(地)では、まだ壱岐島(高天原)の御神力を使えるようになっていない。
そなたが今度奄美大島で御神事を行えば、奄美大島(地)で壱岐島(高天原)の御神力を使えるようになるだろう。」

この他、もろもろお話させていただいたのだが、御神事を行う行わないの小さな積み重ねが、5年10年経つと大きな開きとなってくる。
壱岐島は、高天原(たかあまはら)の大黒柱、つまり「高天原の中心的領域」の活動をできるようになった、といっていいと思う。
奄美大島は、妻神「くにゆずるつきくにのさぎり尊」(幼名をアマミコという)がお創りになられた島なので、「地の領域」といっていいと思う。
壱岐島の「高天原の領域」では、2024年9月8-13日の壱岐島御神事の結果、奄美大島の「地の領域」の御神力を使えるようになった。
これで、壱岐島の中心に据えられた「国分石(女夫石)」について語れるようになった。
壱岐島の「国分石(女夫石)」については、別稿を立てます。
(※)2025年2月11日にレポートとしてまとめました。
http://www.tukinohikari.jp/ch/2025/02/11/ikishima-3/
奄美大島の西古見の妻神「瀬戸内町の神社に御神石を納めてください」(2024年10月21日)
2024年10月21日14時、奄美大島の西古見の金刀比羅神社に到着すると、妻神くにゆずるつきくにのさぎり尊(幼名をアマミコ)から
「今回周った奄美大島瀬戸内町の神社に御神石を納めてください」
という要請だった。
1年前2023年10月22日に来たときは、妻神くにゆずるつきくにのさぎり尊(幼名をアマミコ)が、西古見の金刀比羅神社で神として養われてきたことが明らかとなっていた。
1年後の今回2024年10月21日は、御子神のお嬢ちゃんが網野子の厳島神社で匿われてきたことが明らかとなった。
奄美大島の瀬戸内町という地域は、どういう地域なのだろう?
御神石セットは岩戸を開く能力を獲得しているらしい
先月2024年9月12日、壱岐島の浦海神社で御神石を納めた結果、御神石セットは岩戸を開く能力を獲得していると判明していた。
大和三山(畝傍山・天香久山・耳成山)の御神石を納めるようになったのは、2023年8月7-9日の大和三山の御神事がキッカケだった。
2023年12月5-6日に桃尾の滝と三輪山で韴霊(ふつのみたま)発顕御神事を行った結果、大和三山の御神石と一緒に、桃尾の滝と三輪山の依代を一緒に納める御神事が始まった。
2023年8月7-9日から大和三山(畝傍山・天香久山・耳成山)に何回も登った。
2023年10月21-24日以降、奄美大島の大刈山と湯湾岳に何回も登った。
2023年12月5-6日以降、奈良県天理市の桃尾の滝に何回も足を運び、その都度三輪山に登った。
一つづつの御神石セットが、私の汗の結晶だが、奄美大島の主要な場所、壱岐島の大切な場所に納められてしまうと、御神石セット同士で協業と連携ができるようになって岩戸開きを行える御神力を備えるようになったらしい。
御神事へのご協力とお問い合わせはこちらからお願いします
2024年9月22日秋分の日の出遥拝で1年間の日の出遥拝御神事を結び、日南市の吾平津神社で御神事を行った2024年9月23日から、次の神の代への歴史の本舞台が始まりました!
御神事へのご協力とお問い合わせはこちらからお願いします。
http://www.tukinohikari.jp/housankai/contact/index.html
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(レ)2025年2月12日(水)22:54 しし座の満月の御神事。
(レ)2025年2月28日(金)9:46、うお座の新月の御神事。
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今まさに進行している神話の形成を、
リアルタイムでみなさまと共有できている奇跡に、ただただ感謝します。
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■【今日のお話】 <旧暦新年>伊邪那岐命の「おとのあわぎはら」と、妻神くにゆずるつきくにのさぎり尊(幼名をアマミコ)の韴霊(ふつのみたま)とは何か?
神武天皇の史跡に関心をもつ者にとって、石上神宮の禁足地に埋納されている韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)の参拝は必須だと思う。
韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)の由来
韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)の由来については、次のように語られる。
神武天皇は、長髄彦の反乱を鎮圧するために宮崎から御東征を開始し、大和の地を目指した。
船団で瀬戸内海を東上し、大阪の生駒山の孔舎衛坂の戦いで長髄彦の矢を受け、五瀬尊が落命するなどの激戦を潜り抜けていく。
一行が紀伊半島を周回し、熊野荒坂津の楯ヶ崎沖に来た時に、折からの台風で難破。
熊野荒坂津に避難し、仁木島湾の漁民に介抱されるのだが、悪神の毒気により兵士たちが次々と気を失い昏睡状態となり、全軍は壊滅寸前の状態に陥ってしまった。
高天原では天照大御神と高木神(高御産巣日神)が地上世界の喧騒を心配し、天孫降臨を成就させた武甕槌神を遣わそうとした。
武甕槌神は
「自分が行かずとも、国を平定した特別な剣があるのでそれを天より降せばよい」
と仰られる。
そして、武甕槌神は新宮市の高倉下命の夢に立ち
「高天原の命によりこの剣(韴霊剣)を倉に天降すから、お前は朝目覚めたら天津神の佐野尊(神武天皇)に献上しなさい」
と伝えた。
高倉下命が夢から目覚め、神社の倉に行ってみると確かに一振りの剣(韴霊剣)が突き刺さっていた。
この剣(韴霊剣)を佐野尊(神武天皇)に捧げると、佐野尊の意識が回復し、一振り振ると兵士たちが正気を取り戻してきた。

韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)の持つ不思議な力によって、九死に一生を得た皇軍は、長髄彦の反乱を鎮圧することができたのです。
この故事にちなみ、韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)が出現した神社を「神倉神社」というようになった。
神武天皇即位後、韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)は宮中でお祀りされましたが、第10代崇神天皇の7年(BC91年)に勅命によって、伊香色雄命(いかがしこおのみこと)が大和の石上(いそのかみ)にお遷しし、石上神宮の禁足地に埋納して祀ることとなりました。
これが現在の奈良県天理市の石上神宮の端緒と伝わっています。
神武天皇の史跡周りを始めたら、石上神宮に行きたくなりますね
神武天皇の史跡周りを始めたら、和歌山県新宮市の神倉神社と奈良県天理市の石上神宮には参拝に行きたくなりますね。
当然、私も天理市の石上神宮へ参拝に行きました。
ところが、石上神宮へ入れなかったんですね。
それも2回も入れなかった。これで私は石上神宮への参拝は諦めた。
奈良県に初めて足を踏み入れたのは2000年7月28日から5泊6日で愛知・三重・奈良を周る家族旅行のときでした。
石上神宮の参拝に行こうとすると、神社の入り口で乗用車がひっくり返る事故おこしていて、車道が封鎖され参拝できなかった。
次、2006年にも石上神宮へ参拝に行こうとしたのだが、その時は、天理教のお祭りで周辺の道路が封鎖され、この時も車で参拝ができなかった。
小さい子供を4人連れての神社参りだったので、遠くから歩くのはきついんですね。
1995年から2012年の17年間に、日本各地の神社を家族で1500カ所以上周っていますが、こういう強烈な思い出が残っている神社は石上神宮だけです。
石上神宮へ参拝に行けなかった理由が判明
2023年の御神事は、
2023年4月5-8日、沖縄県伊是名村御神事に始まり、
2023年5月12-17日、沖縄県北南大東島御神事、
2023年6月9-12日、沖縄県石垣島御神事、
2023年9月25-30日、東京都の八丈島と青ヶ島の御神事というように太平洋の島々の御神事に入っていた。
太平洋の島々に焦点を合わせているので、海洋の状況がわかるようになっていた。
鳥島-南鳥島-沖ノ鳥島という、太平洋の人の住んでいない3つの「鳥島」のトライアングルで、妻神「くにゆずるつきくにのさぎり尊」と友たちが全大宇宙最強の「呪い場」を設け、妻神の夫神への愛を防御する防衛体制を敷いているという理解になっていた。
八丈島と青ヶ島を媒介にして、宇陀市の鳥見山と宇陀市と桜井市の境にある鳥見山を用いて太平洋の3つの鳥島の「呪い場」を奈良県にも設けている。
海洋の「呪い場」と山中の「呪い場」を合わせ鏡(鍵)にするわけだ。
けれど、奈良県に二つしか「鳥見山」がない。
私の思索はここで止まっていた。
ここに三つ目の「トビ山」(鳥見山)が登場してきた。
2023年1月21日夕方に世田谷の友人から電話をいただき、新宿駅の思い出横丁で大阪から来られたお二人を紹介していただいた。
その時のお話で、大阪から来られた男性の父親が書いたという『[隠国(かくりこく)日本版]神々の指紋』(上下)を知った。
2023年8月7-9日の大和三山の御神事を終えてから、『[隠国(かくりこく)日本版]神々の指紋』(上下)を読んでみると、なぜ私が2回も石上神宮へ行けなかったのか氷解した。
(石上神宮の)鳥居をくぐり参道を進むと、向こうから白装束の人が歩いてこられた。宮司さんだと思い声をかけると、その方は神社の職員さんで、短い立ち話だったが、貴重な情報を得ることができた。
この神社でお祀りされている神剣は、神社の側を流れる布留川の上流から流れてきたという説がある。布留川の源流の山は「桃尾山」といい、その山には「桃尾の滝」という有名な滝があるらしい。山の麓には、「石上神社」があるが、その神社は、元は「トビの御前」と呼ばれていたというのである。
どうして「トビの御前」と呼ばれていたかというと。桃尾山は「桃(トウ)尾(ビ)山」、つまり「トビ山」と呼ばれ、その神社は「トビ山」の前にあるため「トビの御前」と呼ばれていたというのだ。
ところで、先ほどの二つの鳥見山は、普通「トミ山」というが、「トビ山」とも呼ばれる。
ここで三つの「トビ=鵄」が登場した。
– – – – – -
『[隠国(かくりこく)日本版]神々の指紋』(上のPP10-81)
著者の藤原定明さんが紹介している石上神宮での会話を、私なりに読みとくことができた。
石上神宮に埋設されている神剣は、韴霊(ふつのみたま)という神霊が抜け出た脱け殻だ。
2000年、2006年と2度も石上神宮に行けなかったのは、私たち家族が石上神宮に行って御神事を行うと、桃尾の滝の神霊場が壊れてしまう恐れがあったのだろう。
神剣は石上神宮に埋設される前に、「トビの御前」といわれる石上神社に安置され、剣と韴霊(ふつのみたま)の分離が図られたのだ。
石上神宮の創建に関わった倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめ)なら、こういう御神託をだせるし、御神事を行える。
「トビの御前」(石上神社)で、韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)は、韴霊(ふつのみたま)と剣(つるぎ)に分離され、韴霊(ふつのみたま)は桃尾の滝にお戻りになられ、剣は石上神宮の禁足地に埋設された。
私が行くべき場所は、石上神宮ではなく桃尾の滝だったのだ。
2023年8月末に藤原定明さんに連絡し、2023年12月に桃尾の滝とダンノダイラを案内してもらえるようにお願いした。
2023年12月5日、桃尾の滝で韴霊(ふつのみたま)発顕御神事
2023年12月5日9時桜井市のガストが、藤原さんとの待ち合わせの場所だった。
東京から桜井市に行く道順だと、名阪国道の福住ICで降りると桃尾の滝(天理市滝本)を通って桜井市に行ける。
2023年12月4日に東京をでて、2023年12月5日、日の出(6時48分)前の暗闇の中、5時30分に桃尾の滝(天理市滝本)に到着した。
藤原さんに会うには時間の余裕があったので、スマホのライトをつけて周辺を散策した。
桃尾の滝に近づくと
「あなた、私よ!」
と、妻神くにゆずるつきくにのさぎり尊(幼名をアマミコ)が声をかけてくれた。
その声を聞いた天照皇大御神さまが
「お母さんだ!」
と歓びの声を発した。
予想外の展開だった。
韴霊(ふつのみたま)ではなく、「くにゆずるつきくにのさぎり尊」ご本人が顕れ、長子である天照皇大御神さまとの対面の場になった。

夫神あめゆずるひあめのさぎり尊と妻神くにゆずるつきくにのさぎり尊の時代、長子の天照皇大御神さまが産まれた後、御夫婦の関係が兇党界(悪魔界)の首魁の策謀によって壊されて、妻神の御神体が狙われていった。
兇党界(悪魔界)の首魁が自分たちの都合のいい宇宙を産むには、「くにゆずるつきくにのさぎり尊」の御神体が必要だったので、まず御夫婦の間を引き裂き、次、妻神の御神体を奪おうとしたのだ。
御夫婦の関係が破綻しても、妻神は御自分の御神体が犯されないように、全大宇宙の呪いを総結集した韴霊(ふつのみたま)で御陰部(ミホト)を塞いだ。
2023年12月5-6日に桃尾の滝に来て、妻神の貞操体を韴霊(ふつのみたま)ということが分かった。
ビックバーンによって、韴霊(ふつのみたま)もチリジリバラバラになるのだが、大宇宙の素材の持つ記憶された形状まで回復するという属性によって復旧され、桃尾の滝の今現在の状況まで復元できたようだ。
韴霊(ふつのみたま)は、夫神あめゆずるひあめのさぎり尊の妻神への愛によってしか解錠しないように全大宇宙最強の呪いが掛けられた貞操体であり、夫神あめゆずるひあめのさぎり尊の妻神への愛を象徴する天之ヌホコに引き寄せられるようになっていた。
伊邪那岐命と伊邪那美命に天之ヌホコが与えられ、コオロコオロとかき鳴らして国生みしていくわけだが、天之ヌホコで、韴霊(ふつのみたま)を呼び起こし、背後に天之ヌホトを形成させようとしてくれたらしい。
『ひふみ神示』内の「五十黙示録」補巻 紫金の巻第十帖 は
「国土をつくり固める為に、根本大神が何故にヌホコのみを与へたまひしか?
を知らねば、岩戸ひらきの秘密はとけんぞ。」
と指摘していた。
韴霊(ふつのみたま)の背後には、妻神の天之ヌホト(御女陰)がある。
韴霊(ふつのみたま)とは、妻神「くにゆずるつきくにのさぎり尊」が守り抜いた夫神への愛の証であった。
夫神「あめゆずるひあめのさぎり尊」のいつまでも変わらぬ妻神への貫き通す愛の象徴が、三輪山の天之ヌホコであり、韴霊(ふつのみたま)を引き寄せるようになっていた。
桃尾の滝の韴霊(ふつのみたま)という貞操体が開かれると、天之ヌホト(御女陰)が現れるようになっていた。
夫神「あめゆずるひあめのさぎり尊」(幼名をシニレク)と妻神「くにゆずるつきくにのさぎり尊」(幼名をアマミコ)が結ばれると、韴霊(ふつのみたま)は神々を覚醒させる御神器に転換される。
2023年12月5日の桃尾の滝で行った韴霊(ふつのみたま)発顕御神事は、天之ヌホコ発顕御神事にもなっており、御本神(妻神)が出現する御神事にもなっていたようだ。
翌日2023年12月6日、三輪山に登拝し桃尾の滝の御神石を納める御神事を行ったのだが、
「あの人の元に、泥や埃をつけたままの状態で赴きたくありません。
あなたの手で、キレイに洗って納めてください」
と、妻神くにゆずるつきくにのさぎり尊(幼名をアマミコ)からのお願いだった。
お供えの水で御神石をキレイに洗って、納めさせていただいた。
三輪山での御神事を終えて、今度は、桃尾の滝に直行し三輪山に由来する御神石を滝の中に納めさせていただいた。
遠い遠い神代の昔に壊された、夫神あめゆずるひあめのさぎり尊と妻神くにゆずるつきくにのさぎりの尊の関係が修復し、次の神代の嚆矢となった。
こういう点で、2023年12月5-6日の桃尾の滝の御神事は、第七の天使のラッパ〔黙 10:7〕の流れに入っていた。
「もはや時がない。第七の天使がラッパを吹くとき、神の秘められた計画が成就する。それは、神が御自分の僕である預言者たちに良い知らせとして告げられたとおりである」〔黙 10:7〕
なぜ、韴霊(ふつのみたま)で神々が覚醒するのか?
なぜ、韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)は、神武天皇を覚醒させることができたのか?

「韴(ふつ)」という漢字は、「音+帀(めぐらす)」と書くように、「韴(ふつ)」とは、音を囲い込む作用をいう。
2006年7月から発表している『人生秘中の奥義書』の考え方は、量子場脳理論をベースにし「音」に着目していた。
【参考までに、『人生秘中の奥義書』の考え方】
量子場脳理論の考え方は、日の光が水中に入り、光が侵入しきれない部分で日の光は水中に溶け込む。水中に溶け込んだ日の光が記憶媒体になっている。水の中の記憶が想起されるとき、水中に溶け込んだ日の光は水面に上昇し「音」となる。音を「日+立」と書くのは、水中に溶け込んだ日の光が立ち昇る様子を表すためである。
水中から立ち昇る「音」とは、記憶や思い出なのだ。
日常的経験で、懐かしい音楽を聴いて涙があふれてくる経験をするが、理にかなっていて、涙のなかに記憶がいっぱい詰まっているからだ。
水面に上昇した質量のない音は、質量のない日の光と結びつき質量ある光子(エバネッセント光子)となる。
この「エバネッセント光子」が「心」の実体であり、心とは質量を持っているものだ。
そして、この「エバネッセント光子」が「創世記」でいう水面を動いている「神の霊」〔創1:2〕のことだ。
2006年6月に『人生秘中の奥義書』を発表した時、「神の霊」〔創1:2〕までは解説することができていた。
量子場脳理論に即して考えると、水中に入っていく日の光の裏側にすでに兇党界(悪魔界)の首魁の拠点が設けられていたことになる。
水中に溶け込んだ日の光が、記憶想起するとき音となって上昇していくわけだが、この「音」にも兇党界(悪魔界)の首魁の拠点が設けられていたわけだ。
兇党界(悪魔界)の首魁の拠点が設けられていた日の光と、兇党界(悪魔界)の首魁の拠点が設けられていた音が水面で結びつき、「闇」が発生するのだ。
「闇」とは、漠然と「真っ暗な状態」をいうものではなく、神霊物理学的な実態場だった。
「闇」を「門+音」と書くので、漢字の表現で闇の本質を表している。
「創世記」の深淵〔創1:2〕とは日本神話の高天原のことなので、「闇が深淵の面にある」〔創1:2〕とは、高天原が「闇」に覆われている状態である。
高天原の中心は壱岐島なので、壱岐島の中心にある「国分石(女夫石)」が「闇」に深く関わっているのだが、この点は別稿を立てる。
韴霊(ふつのみたま)に話を戻します
光の裏側にも兇党界(悪魔界)の首魁の拠点が設けられているのだが、記憶想起するとき上昇してくる音と水面で結びつかないと御神力を発揮できない。
2006年7月から神産霊神(かみむすびかみ)さまの要請に基づいて、『人生秘中の奥義書』というメルマガ(ブログ)で光と音の領域に関わってきた経験からみて、韴霊(ふつのみたま)で示されてくる理屈は凄すぎた。
兇党界(悪魔界)の首魁の拠点が設けられている「音」を取り囲む御神力を、韴霊(ふつのみたま)が持っているのだった。
兇党界(悪魔界)の首魁は、長い長い時間をかけて用意周到に神の愛の領域に潜入するルートを無数に設けてきたが、兇党界(悪魔界)の首魁の御神力を実体化させようとしたら出口は一つしかない。
記憶が想起されるときに上昇してくる「音」しかないのだ。
この音の部分を押さえられてしまうと、兇党界(悪魔界)の首魁の御神力の源泉を失う。
神武天皇が遭難した熊野荒坂津の場面を見てみよう。
神武天皇に「かむやまといわれひこ尊」という別名があるように、神武天皇のミッションはビックバーンによってチリジリバラバラになってしまった「あめゆずるひあめのさぎり尊」の御神体を集約させる使命があった。だから、神武天皇が韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)をもった瞬間に、まず御自分が覚醒し、そして次々と、神々が覚醒していったのだ。
伊邪那岐命が禊祓いした「おとのあわぎはら」も「音」の洗濯を目的にしていた
日本神話のお話。
伊邪那美命が亡くなられてから、伊邪那岐命は黄泉国に伊邪那美命を呼び戻しに行った。
黄泉国での協議が整わず、伊邪那岐命は元の世界に帰る決断を下す。
ところが、伊邪那岐命に近くにいて欲しいと願う伊邪那美命との間で黄泉平坂の戦いという激戦が繰り広げられた。
黄泉平坂の坂本で千引岩戸を閉めて、伊邪那岐命と伊邪那美命の交流が断たれ、伊邪那岐命は禊祓いに入った。
禊祓いの最終場所は、「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」と伝えられている。
宮崎市に小戸神社(宮崎市鶴島3丁目)があるし、宮崎市阿波岐原町に江田神社がある。
祓え祝詞も
「かけまくもかしこきいざなぎのおほかみ
つくしのひむかのだちばなのおとのあわぎはらに
みそぎはらひたまひしときになりませる」
と始まる。
簡単に読み下せば、日の出の太陽が昇る海辺に花を立て(=たちばな)、「音(おと)」の洗濯をしてみると次々に神々が現れてきた、という意味になる。
花を立てる(=たちばな)のは、伊邪那美命が亡くなられた花の窟を思い出してのことだと思う。
伊邪那岐命は「あめゆずるひあめのさぎり尊」の転生であるが、禊祓いしながら祝詞奏上することによって「音(おと)」を洗濯するという境地にたどり着いている。

妻神「くにゆずるつきくにのさぎり尊」の貞操体(韴霊)が開かれると、音を取り囲む韴霊(ふつのみたま)に転換し、神々を覚醒させる御神器になるようになっていた。
伊邪那岐命(あめゆずるひあめのさぎり尊)の目指す方向も、妻神「くにゆずるつきくにのさぎり尊」の目指す方向も、実は一致していたのだった。
2024年9月23日5時55分、日の出(6時3分)に合わせて、「おとのあわぎはら」といわれる宮崎県の江田神社に御神石を納める御神事を行い、その江田神社の御神域に御神石を納めると、伊邪那美命の御心が
「これで私たちは永遠です」
といわれた。
翌月2024年10月8日、三輪山に登拝し山頂の磐座で祝詞奏上すると、夫婦神が寄り添ってお立ちになられていた。
右側が「あめゆずるひあめのさぎり尊(幼名をシニレク)」であり、左側が「くにゆずるつきくにのさぎり尊(幼名をアマミコ)」である。
「これで私たちは永遠です」という状態を、三輪山の磐座で見せていただいたのだと思う。
海の上から昇ってくる日の出の太陽が「音」の象徴になっている
2006年から『人生秘中の奥義書』で展開してきた水の中から記憶が想起されるときに昇ってくる「音」が、2023年以降の日の出遥拝御神事では、海中から昇ってくる日の出の太陽と象徴されていた。
論考の冒頭で紹介した伊勢湾の神島のゲーター祭りでは、日の出の光の直前に「悪い太陽」がいることを記録している。
後日、ぼくは伊勢湾の神島を訪ねた。そこで古老に会ってゲーター祭りの話を聞いたところ、老人の一人がこういったのである。
「島の男が浜に総出して、ぐみの輪を女竹のさきで突き上げてるあいだ中、一人が東の海を見張ってますのや。お日様が顔を出すと合図をする。それっというわけで、こんどは輪を落としにかかる。つまり、悪い太陽を叩き落すのやな」
私の御神事では、冬至、春分、夏至、秋分の日の出の太陽が顔をだす直前の揺らぎの中に兇党界(悪魔界)の首魁は足場を組んでいるという認識だった。
兇党界(悪魔界)の首魁が神霊界に潜入した入口が、八丈島の南にある青ヶ島の東台所神社であった。
八丈島と青ヶ島から昇ってくる冬至、春分、夏至、秋分の日の出の太陽を追いかけて、天之大神さまの御杖に納め、韴霊(ふつのみたま)の御神石と大和三山の御神石をそれぞれの場所に配置してきた。
1年間御神事をやり通すことができた。
2023年10月23日(旧暦9月9日)6時28分、奄美大島のあやまる岬で日の出遥拝御神事を「トドメ」の御神事として行い、
2023年12月22日冬至、三重県の熊野荒坂津から始めた。
2024年3月20日春分を高知県の足摺岬で迎え
2024年6月21日夏至を、再び奄美大島のあやまる岬で迎えた。
そして
2024年9月22日秋分を宮崎県の大御神社で迎え、一年の循環を結び終えた。
本筋と思える一つの侵入口を1年かけて追ったので、あとは芋ずる式に全体が絡まってくるのを待つばかりだ。
できる限り平穏に、平和的に次の神の代へ移行できる準備神業は終えたと思う。
2024年12月21日、冬至の日の出遥拝御神事を奄美大島のホノホシ海岸で行い、次の神代の日の出遥拝の循環に入った。
2025年は、3月20日が春分、6月21日が夏至、9月23日が秋分、12月22日が冬至である。
今年2025年は、2024年の循環を踏まえた御神事を行っていくと思う。
■【大和三山は、次の神代の三種の神宝である】 畝傍山は大皇鏡(おほみかがみ)の御鎮台。天の香山(あまのかぐやま)は、神璽の御鎮台。耳成山(みみなすやま)は草薙神剣(くさなぎしんけん)の御鎮台
畝傍山は大皇鏡(おほみかがみ)の御鎮台
大皇鏡(大御鏡)とは、伊邪那岐大神(一天万乗の天津日嗣の主上)が、畝傍山で天と地の儀式に則って行う御神事で発する75声が中心点に集まって結晶化したものです。
陸前高田市の玉山神社の依り代でゴトビキ岩を開いた(2022年6月10日の神倉神社)わけだが、回復された言霊の力を用いて伊邪那岐大神が畝傍山で行う御神事で、次の神代の三種の神宝にあたる大皇鏡(おほみかがみ)が発顕してくるのです。

それが、2022年8月7日の畝傍山御神事の最大目的です。

畝傍山は、稜威日(うねび)、出日(うねび)、日出(うねび)、口成山(くちなすやま)
畝傍山(うねびやま)は、稜威日(うねび)、出日(うねび)、日出山(うねびやま)の意義であり、口成山(くちなすやま)である。
すなわち天照日の大神の御活霊として、世界を照らし給ふの稜威日(うねび)であります。
三種の御神器にては、大皇鏡(おほみかがみ)の鎮台である。
一天万乗の天津日嗣の主上が、大儀式を照らして、この稜威日山(うねびやま)を踏み占め鳴り出し給ふ所の75声が即ち八咫(やあた)の大皇鏡(おほみかがみ)に鳴りつきて、稜威日(うねび)の光を増し給ふが故に、現在を照らし給ふ御事柄は、昼夜を貫きとおし給ふが故に太陽よりも明かに、且つ厳重なる次第である。
故に主上一度、この神山を踏み占め給うた時に於いては、この至大天球之中に、極智充実(かむつまり)ますところの、極乎恒々烈々神々霊々たる、蒸気よりも、煙よりも、香よりも、猶々微細にして、眼にも鼻にも入らざる所の神霊元子(こゑのこ)が、玉体に神集ひに集ひ来たりて、鳴り出る所の75声が、稜威(うねび)の光を増し給ふが故に、高天原が写真に結晶したる焦点の神鏡と成るのである。
すなわち八咫鏡(やあたかがみ)を温め奉るが故に、善言美辞の言霊を以って、照らし説き極むる時は、世界一切の天津誠の真実理が、最も明白に照り渡るのであります。天津金木を、千座の置座に置き足はして、この75声の真象を明かに写し出し、その活機を顕示する時には、宇宙万有一切明かに照り徹り渡る。
これぞ全く皇道大本の神諭にして、稜威日の神の出現であります。
– – – – – -
『新月の光』(木庭次守編、八幡書店 上巻PP325-327)
天の香山(あまのかぐやま)は、神璽の御鎮台

天の香山(あまのかぐやま)は、嗅山(かぐやま)である。鼻成山(はななすやま)である。花の山(はなのやま)である。
吾人の体にしても面(おも)の正中に位して息の緒なり、玉の緒の庫(くら)である。
この鼻の穴なき時は、一分間も吾人は生命を保持することは出来ない。大地球といえどもまた同一であって、天の香山(あまのかぐやま)に依って生命を保ち得るので、地球においても吾人の身体に於いても第一の主司(つかさ)であります。
三種の御神器にては、神ジであり、玉体(ぎょくたい)であり、陛下の御鎮台であります。
– – – – – -
『新月の光』(木庭次守編、八幡書店 上巻PP325-327)
耳成山(みみなすやま)は草薙神剣(くさなぎしんけん)の御鎮台

耳成山(みみなすやま)は、聴く山(きくやま)、気山(きやま)、真釣山(まつりやま)。
耳成山(みみなすやま)は、聴く山(きくやま)にして、気山(きやま)である。また、真釣山(まつりやま)である。
世界の一切の物事を聴こしめし玉ひて、その物事一切に相当する言霊を以て、天秤釣(まつり)に真釣り(まつり)、善悪正邪理非曲直を厳重に切り分け、定め極め給ふてふ、草薙神剣(くさなぎしんけん)の御鎮台であります。
剣は釣極(つるぎ)の意味である。
両刃の釣合(つりあい)を尊みて、つるぎと読むのであります。
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『新月の光』(木庭次守編、八幡書店 上巻PP325-327)
2025年4月13日から10月13日に開催される大阪万博
火と水の御神事の観点から考察。
2023年4月に伊是名村御神事を行ったことによって、火の神の「3つの火」を使えるようになっている。
(1)2023年12月5日に桃尾の滝で御神事を行って、桃尾の滝の御神水を得た。
(2)2024年10月10日に、「とどろきの淵」(りょうさん池)で御神事を行って1300年ぶりに御神水を得た。
(3)2024年12月4日に、水神坐沼社の沼で御神事を行って初めて御神水を得た。

御神事によって目覚めた桃尾の滝の御神水、とどろきの淵の御神水、水神坐沼社の御神水は、大和川を通って大阪湾に流れ込んでいる。
これは、大阪湾周辺地域(大阪・兵庫・和歌山)の雰囲気が、ガラリ一変する局面に入ったことを意味している。
大阪・関西万博の開催期間は、2025年4月13日から10月13日の184日間。
この期間は、黙っていても「万」の位が開かれている理屈だ。
昨年2024年は、「万」の位を開きたくて、ジョン万次郎の足摺岬(高知県)で春分の日の出遥拝御神事を行い、ダニエル預言〔ダニエル12:12〕の7月11日は萬葉集発耀讃仰碑のある桜井市黒崎の白山比咩神社で御神事を行った。
ジョン万次郎が漂流し流れ着いた鳥島を真東に遥拝するために、9月25日に種子島の中種子熊野神社で御神事をおこなった。
昨年2024年は万の位を見極めて御神事を行う必要があったわけだが、今年の大阪は、イベントのスケジュールに基づいて「万」の祭典がやってくる。
3つの御神水が大阪湾に集結している点、「万」の位に対する事前御神事を終えている点を鑑みて、大阪・関西万博には、千載一遇ではなくて、万載一遇のチャンスが埋まっていると思う。
できるだけ平和裏に平穏に、次の神代に移行できるようにするためにはどうしたらいいか神さまと相談中です。
今まさに進行している神話の形成を、リアルタイムでみなさまと共有できている奇跡に、ただただ感謝します。
御神事へのご協力とお問い合わせはこちらからお願いします
2024年9月22日秋分の日の出遥拝で1年間の日の出遥拝御神事を結び、日南市の吾平津神社で御神事を行った2024年9月23日から、次の神の代への歴史の本舞台が始まりました!
御神事へのご協力とお問い合わせはこちらからお願いします。
http://www.tukinohikari.jp/housankai/contact/index.html
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(レ)2025年1月29日(水)21:37、みずがめ座の新月。旧暦の新年。
(レ)2025年2月12日(水)22:54 しし座の満月の御神事。
(レ)2025年2月28日(金)9:46、うお座の新月の御神事。
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今まさに進行している神話の形成を、
リアルタイムでみなさまと共有できている奇跡に、ただただ感謝します。
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<1995年12月5日
国常立大神さまがお帰りになられる時の歌>
はじまるぞ
愛と希望の光
この世を満たせ
はるか永遠の時いたるまで、
この世を満たせ。
すばらしきかな、この世の建て替え。
われら手を取り合って、
永遠の光に向かって進め。
時すぎて 人間たち
我らにすがろうとも、
われら振り返らず 進め。
ありがたい ありがたい
といって進めよ。
■ 昨年2020年に目標に掲げた英文の電子書籍は
アメリカのアマゾンで公開され、宣伝も行われています。■
https://www.amazon.com/dp/B08T68RR36
電子書籍の宣伝と動画の目的は、
日本神話と『旧約聖書』を語るキッカケを作ることにありました。
期待すべき効果は、
善良で理論的なユダヤ人、
ならびに「創世記」を信仰の原典にする民族が
「主」と淡路島の伊邪那岐命の関連を発見し
淡路島の学術調査を行う動きをつくることにあります。
2019年から2023年の一連の御神事は極めて順調に運びました。
ダニエルの70週預言で最後の1年が、2024年です。
これからの世界の動きを見据えてご協力お願いします。
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『誰も知らない天照大御神の岩戸開きの真相!』
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☆☆☆ ☆
☆☆ 編集後記 ☆☆
☆ ☆☆☆
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2019年の5月から、天皇陛下の即位の礼と大嘗祭に合わせて
対馬御神事を行ったのは、
2018年10月30日に、韓国の最高裁で徴用工判決がでたからでした。
続いて韓国は、
2018年12月20日に、海軍艦艇が海上自衛隊の哨戒機に対し、
ロックオンするという行動にでた。
天皇陛下の御代替わりに当たって、
伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みラインで
半島-大陸と日本に神霊上の防御線引いておく必要を
切に感じたからだ。
2019年、天皇陛下の御代替わりの儀式に合わせ
対馬御神事を行った結果、
北朝鮮の指導神は
「われわれが負けたらこの地球は破滅させなければならない。
われわれのいない地球など必要ない」
と考える神と確定されました。
太永浩著『三階書記室の暗号 北朝鮮外交秘録』
また、南朝鮮の指導神は
大祓祝詞の天津罪を意図的に犯す天之益人たちです。
2018年のドキュメンタリーでのプーチン大統領の言葉。
「ロシアを全滅させようとする者がいるなら、
それに応じる法的な権利が我々にはある。
確かにそれは、人類と世界にとって大惨事だ。
しかし私はロシアの市民で、国家元首だ。
ロシアのない世界など、なぜ必要なのか。」
こういう衝動が、
核兵器のような超常兵器開発と核兵器を使用したくなる原動力です
2021年と2022年の御神事によって、中国、ロシア、北朝鮮の 独裁の神霊上の根拠は明確になっています。
また、「ヨハネの黙示録」で、「底なしの淵」〔黙9:1〕と使われる場合、現在の秩序の枠組みで決められた手続きを経ないで実行に移そうとする動き、深い混乱をもたらそうとする動きのことです。
各時代の歴史年代に応じて、その段階に照応した社会ルールがあるものですが、「底なしの淵」では、自己都合や自己主張だけが 通用していく。
現代では、「底なしの淵」とは自由主義陣営に潜む無政府主義や専制主義であり、ファシズム、ナチズムの温床のことをいいます。
この「底なしの淵」と表現される 自由主義陣営に潜む無政府主義や専制主義の 神霊上の根拠も突き止めています。
天地開闢の神々が人に言葉を与えたのは、 破滅を誘発させるためではありません。
神を讃え、人を讃え、感謝の御言葉を発することができるように 人に言葉が与えられているのです。
まもなく、言葉の本分・本質が示されてくるでしょう。
┏2024年のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
2012(平成24)年12月21日の冬至の日が、
現在のビックバーン宇宙の137億年の期間を満了した日でした。
2013(平成25)年は、138億年の第一年目の年で、
伊勢神宮の第62回式年遷宮と出雲大社の60年ぶりの遷御がありました。
——–
2024年のミッションは、『旧約聖書』の預言体系を
日本神話のなかに吸収することです。
『旧約聖書』の預言体系は、ダニエルの70週預言で代表されます。
2017年5月14日にイスラエル建国69周年記念式典を開催し、
ダニエルの最後の1週(7年)が動き始めました。
ダニエルの最後の1週(7年)の最終年が2024年です。
『旧約聖書』の預言体系を日本神話の脈絡に生き返らせることが
本年最大の課題です
<参考資料として>
淡路島の古代ユダヤ遺跡のもつ意味を伝えていきます。
http://komoeiseki.com/69/index.html
http://ougisyo.net/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023年のテーマ┛
┌──┬─────────────────────────┤
│\/│ 成田 亨(月の光奉賛会 代表)
│\/│ http://www.tukinohikari.jp/housankai/index.html
├──┘ ————————————
|メルマガ発行:成田 亨(株式会社安心)
| TEL 080-9175-4666
| 住所 〒177-0033
| 東京都練馬区高野台1-23-20 805号
| ————————————
|□「祝詞集」
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||□月の光奉賛会
| http://www.tukinohikari.jp/housankai/index.html
|□月の光チャンネル(メルマガ_バックナンバー)
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|□「月の光」(神社サイト)
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|□「聖書の封印が解かれる日」
| http://ougisyo.net/index.html
└────────────────────────────○
何千何億の星の中に一筋の光を見る。
それがテーマ。
「スーラー」という星が元(もと)、今まで以上に光るぞ
137億年まえのビックバーンでも滅亡しなかった星です。
この星があったからこそ、宇宙卵と呼ばれるファーストスターが誕生できた。
つまり、宇宙法則や物理法則の全てがある星です。