2022年1月23日に「契約の箱」のレプリカの前で、御神事を行いました~ 2022年1月27日に記録を残し、2月7日に公開します

 2022年1月15日夕方6時8分、黒木中さんから、契約の箱のレプリカとレプリカを運んでいるときの動画を作成しているという連絡を頂戴しました。そして、メッセージに契約の箱のレプリカが添付してありました。

 契約の箱のレプリカを作った黒木中さんとは、2021年10月9日の日本を知る会で行われた宮澤豊穂さんの勉強会後の懇親会で初めてお会いしました。
 懇親会の席で、契約の箱のレプリカを作っているということをお聞きし、
「ぜひ拝見させてください」
 とお願いしてありました。

 昨年2021年に契約の箱の撮影を福生市の石川酒造で行い、そのまま石川酒造に保管してあるということでしたので、2022年1月23日16時前から石川酒造で御神事を行いました。

2017(平成29)年5月14日の「イスラエル建国69周年の記念式典と淡路菰江古代ユダヤ遺跡発掘65周年の記念式典」

 2016(平成28)年10月18日早朝、天照大御神さまから
「イスラエル建国69周年の記念式典と淡路菰江古代ユダヤ遺跡発掘65周年の記念式典」を開催することを求められ、2017(平成29)年5月14日に淡路菰江古代ユダヤ遺跡で魚谷佳代さんと一緒に式典を開催してきました。
 http://www.komoeiseki.com/69/index.html

 淡路島での式典が終わった2017(平成29)年7月20日、瀬織津姫神が雲の階段を渡って我が家にやってきて
「日本神話が抱える根本的問題をまとめあげ、日本神話と創世記を繋ぐ論考を書き上げてください」
と私に求めてきます。私もやり遂げたい課題だったので、日本神話と創世記の世界に入り込み、2018(平成30)年4月に完成させました。

 日本神話と『創世記』を繋ぐという点からみて、契約の箱のレプリカの上に飾られるケルビムに対する御神事はやっておきたい御神事の一つです。

高天原(たかあまはら)の直下に降られた伊邪那岐命

 日本神話では、須佐之男命が海原(あまはら)から母の伊邪那美命がいる黄泉国に立つ前に、高天原(たかあまはら)の天照大御神にご挨拶するために、高天原(たかあまはら)に上っていきます。
 そうなると、海原(あまはら)を統治する神がいなくなるので、伊邪那岐命は高天原(たかあまはら)の直下に降られます。

 伊邪那岐命が降られた高天原(たかあまはら)の直下が、『創世記』の「天(テン)」で、現下の淡路島として象徴されています。

 大祓祝詞で天津罪を犯した天之益人を戒めているように、旧約聖書は、高天原(たかあまはら)の天之益人たちが高天原(たかあまはら)の直下に下った伊邪那岐命を尊ばない風潮を伝えています。それが詩編で歌われている。

「 天の天よ
  天の上にある水よ
  主の御名を賛美せよ 」〔詩編148〕

 日本では八百万神が御活動されているので、神の名を名乗りますが、日本の国を離れ外国で活動するときは、神の名を名乗らず、神の御使いで通します。これが暗黙のルールです。
 この禁を破り、シュメールの神々は自分の神の名を名乗り、人の世界で活動し始め、人との間に混血までつくります。
 これがネフィリム〔創6:4〕です。
 シュメールの神々とは、大祓祝詞の天津罪を犯した天之益人たちのことです。

 シュメールの悪弊とネフィリム〔創6:4〕の悪弊に立ち向かったのが、出雲の大己貴命(出雲大社)と対馬の豊祗彦命(海神神社)でした。この二神が主の御使いとして獅子奮迅のご活躍をされているので、主は契約の箱のケルビムとして記憶に留めさせています。

 今回の契約の箱の前での御神事では、2019(令和元)年5月17日対馬海神神社の豊祗彦命から
「持っていかれよ」
 と促がされた石を御神前に供えました。
 また、昨年2021年10月22日に山田朋子さんが出雲大社・「ムスビの御神像」(大己貴命である天之蕗根命)近くから採取してきた石も御神前に供えました。

 今回の御神事によって、豊祗彦命(海神神社)と大己貴命(出雲大社)の依り代から、契約の箱の上にある二体のケルビムに魂を吹き込むことを大きな目的としています。

 契約の箱はこの世にありませんが、『出エジプト』37章に設計図があるので、歴史的に、心ある方々は作ってきており、現実的には無数にあるはずです。
 よって『出エジプト』37章を開き、豊祗彦命(海神神社)と大己貴命(出雲大社)の依り代を供えた御神事を行うことによって、契約の箱が失われてから作成されてきたレプリカのケルビムたちも、豊祗彦命(海神神社)と大己貴命(出雲大社)の依り代たりえる可能性があります。

 日本の神々は、御神意を通した御神事を行い、そして活動の依り代があれば働けます。
 ここに、『出エジプト』37章に契約の箱の作り方を残しておく主の御神意を感じ取ります。

 トンガの海底火山の噴火が、この世の終末の大太鼓の合図で、イギリスのビッグベンの鐘の音がこの世の終末の人の世での合図になっています。
 出雲の大己貴命(出雲大社)と対馬の豊祗彦命(海神神社)が、『創世記』の時代に主の御使いとして獅子奮迅のご活躍をされたように、世界各地にある契約の箱のケルビムが、主の御使いの依り代となって、終末戦争の趣旨を汲み取り、平穏に次の時代にはいれるように祈願します。

 これが今回の御神事の大きな目的です。

詩編148章と日本神道の天津祝詞を繋いでいくことの意義

 ノアの洪水とホピの洪水によって高天原(たかあまはら)と龍宮が失われているため、神代の実相は不明なことだらけですが、論考を書き上げる中で、大いなるインスピレーションを受けたのが、詩編148章でした。

 詩編148章と日本神道の天津祝詞が違和感なく繋がっていけば、日本神話と創世記の天地創造が一つの流れとして確立したことになります。
 違和感なく行える御神事は、必ず、違和感ないものとして現象化してきます。

詩編148章と日本神道の天津祝詞

  詩編〔詩148 〕は歌う
  ハレルヤ。
  天において             主を賛美せよ。
  高い天で              主を賛美せよ。
  御使いらよ こぞって        主を賛美せよ。
  主の万軍よ こぞって        主を賛美せよ。
  日よ 月よ             主を賛美せよ。
  輝く星よ              主を賛美せよ。
  天の天よ 天の上にある水よ     主を賛美せよ。
  主の御名を賛美せよ

 続けて、天津祝詞
  高天原(たかあまはら)に かみつまります
  かむろぎ、かむろみのみこともちて
  すめみおや、かむいざなぎのみこと
  つくしの ひむかのたちばなのおどのあはぎはらに 
  みそぎはらひたまふときになりませる
  はらへとのおほかみたち
  もろもろのまがことつみけがれを
  はらえたまへ きよめたまへ と まおすことのよしを
  あまつかみ くにつかみ やほよろづのかみたちともに
  あめのふちこまのみみ ふりたててきこしめせと
  かしこみかしこみ もまおす
  あめのひつくのかみ まもりたまへ さちはへたまへ
  あめのひつくのかみ やさかましませ いやさかましませ
  一二三四五六七八九十

神戸平和研究所の杣浩二先生

 2022年1月26日に画像の編集をして、神戸平和研究所の杣浩二先生に送ったところ、杣先生も昨年石川酒造に2回足を運ばれているとのこと。
 そのうちの一回は、イスラエル大使とイスラエル大使館公使をご案内して来られているということで記念写真も送っていただいた。

 モーゼの御神影と、天照皇大御神さま、天照大御神さまの御神影を掲げた御神事をやっておいて良かった。
 正直なところ、杣先生のメッセージを見て、冷汗がでてきた。

 黒木中さんの画像をみて、私がどのような動きをとるのか神さまに試されたと思った。

エピソード

 御神事の日(2022年1月23日)の朝、御神前に供える石を確認するため、黒い巾着袋を開けると、ひょっこり鍵がでてきました。

 昨年2021年12月4日、諏訪の八剱神社で開催された石川陽子さんのセミナーにでたとき、諏訪湖に天宮の「りゅう座」の「りゅう」を降臨させる御神事を行ったのですが、宿にしていた戸倉上山田温泉のホテルをでるときに、私が管理していた金庫の鍵を紛失してしまいました。
 御神事は全てうまくいったのですが、鍵になる何かが足りないんだろう、と思っていました。
 御神事の日(2022年1月23日)の朝、石を保管している黒い巾着袋から、鍵が発見されるということは、面白いエピソードです。

 動画を撮影されていた後調正則氏の名刺を拝見し、諏訪の方だったと知ってまたビックリしました。

 全てが神の予定調和のなかで、順調に動いているのかもしれませんね。