平成21(2009)年8月10-11日(月)、滋賀県における第二次天孫降臨の足跡、それと天之誓約の場所は・・
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紀元前1,290,607年、瓊々杵尊の第二次天孫降臨の時・・・
日置神社の背後にある青蓮山(せいれんざん)と佐々木山(沙沙貴山)(沙沙貴神社)の伝承的部分には3つの層が考えられると思う。
第一に、天照大神と素盞嗚尊の天之誓約の舞台であると推測できる点。
佐々木山(沙沙貴山)(沙沙貴神社)に天照大神が降り立たれ、青蓮山(せいれんざん)(日置神社)に素盞嗚尊が降り立たれ、天之誓約を行われたのだ。
この天之誓約の時は、神が人体をもって現れている時代ではないので、『秀真伝(ほつまつたゑ)』に記述されてはいない。
しかしこういう因縁があって、青蓮山(せいれんざん)(日置神社)と佐々木山(沙沙貴山)(沙沙貴神社)は、『秀真伝(ほつまつたゑ)』の時代には三々九度の舞台として登場したきたのだろう。
この天照大神と素盞嗚尊の天之誓約は、『秀真伝(ほつまつたゑ)』の時代には、昼子姫と素盞嗚尊の誓約に置き換えられているが、淵縁は、神が人体をもって現れる前の天照大神と素盞嗚尊の天之誓約に求められると思う。
人体をもった神々の時代も、型を踏んで順次天之誓約の段階まで進んだのだろう。
それが昼子姫と素盞嗚尊の誓約だろう。『秀真伝(ほつまつたゑ)』の天之誓約が昼子姫と素盞嗚尊のものだから、天照大神と素盞嗚尊の天之誓約がなかったというのではない。
それぞれの時代時代で表現のされ方が異なっているだけである。
第二に、『秀真伝(ほつまつたゑ)』の三々九度の杯の儀礼の発祥伝承。
第三に、第二次天孫降臨のとき、瓊々杵尊が立ち寄られた可能性ある点。
神が人体をもって現れる前の事柄、『秀真伝(ほつまつたゑ)』の時代の事柄を考慮されて、瓊々杵尊は青蓮山(せいれんざん)(日置神社)のある酒波の地に立ち寄られたであろう。ご祭神
素盞嗚命日置宿禰
稻田姫命
武甕槌命
天櫛耳命
大國主命
日置神社から南へズ〜ッと続く参道・・
本殿への長い参道が続くので往年の賑わい振りが伺える。
摂社の山神社〜平成22(2010)年5月3日にも参拝
【地図】日置神社の周辺図
日置神社と日置山の地図
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