平成21(2009)年3月29日、九頭龍のあとを追って箱根へ

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平成21(2009)年3月29日、九頭龍のあとを追って箱根へ

 九頭龍のあとを追って箱根へ行く。
 昨年の末から決まっていた行程だ。

 九頭龍のことに焦点を合わせた結果、高龗神(たかおかみのかみ)に行き着いた。

 高龗神(たかおかみのかみ)を解読する鍵は奈良県にあった。
2月14-15日(土・日)には天香久山を中心に回ってきた。
平成21(2009)年3月7-8日(土・日)には、丹生津姫神社・名草山周辺をまわり、奈良県の室生寺に入った。

 その結果、神武天皇の「大和討ち」にも高龗神(たかおかみのかみ)の影響が色濃く出ていることを知った。

 今回の箱根行きは、九頭龍に焦点を合わせている。

 6神社で祝詞奏上

平成21(2009)年3月29日(日曜日)【?神社】、神奈川県の箱根神社から

箱根神社 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
 箱根神社に来たのは何回目だろうか?
 家族で1回来て、お袋と一回来て、高橋さんと1回来て、今回で4回目だろうか?

九頭龍神社(新宮) 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
 今年のテーマは九頭龍だ。
 九頭龍の本宮に行く前に立ち寄った。

万巻上人の奥津城(墓) 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
 万巻上人の奥津城
 一度は訪ねておきたかった。

九頭龍神社(本宮) 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根防ケ沢(箱根樹木園内)
 前回、九頭龍の本宮に参拝したくて近くまで歩いてきたのだが、当時は陸上から歩いて参拝することはできなかった。
 今回は有料だが、参拝路が開けられていて陸上から行くことができた。
 前回は血の涙を流していたのだが・・

弁財天社 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根防ケ沢(箱根樹木園内)
 九頭龍のソバに弁才天社が祀られていると、新鮮なものがある。
 九頭龍・持子の子は九頭龍を祀ってはくれないが、妹の早子の子の三女神は、九頭龍を祀ってくれている。
 この落差はかなり大きいな。
 九頭龍・持子の子はどう考えられる?

白龍神社 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根和田ノ角(箱根樹木園内)
 白い鳥居がある当神社は、御祭神・白龍(はくりゅう)大神をお祀りする社で、九頭龍神社本宮に程近い湖岸の森に鎮座しています。
「白龍」とは、その昔、箱根権現でお祀りされていた「白和龍王(しろわりゅうおう」の名を略したもので、例祭は、毎年6月13日、九頭龍神社本宮の例祭に引き続いて行われています。
 社傳によると、白和龍王は、江戸時代末まで左鵲王(さじゃくおう)と右鵲王(うじゃくおう)と呼ばれる神々と共に箱根権現でお祀りされていた龍神と伝えられ(『筥根山神道口訣』はこねやましんとうくけつ)、本宮の青龍・金龍に対する白龍と崇められています。

箱根神社のホームページから

駒ケ岳の箱根神社元宮 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根駒ケ岳山頂
 駒ヶ岳は北に霊峰神山を拝し、古代祭祀=山岳信仰が行われたところ。
 その起源は、今から凡そ2400年前、人皇五代孝昭(こうしょう)天皇の御代、聖占仙人(しょうぜんしょうにん)が、神山に鎮まります山神の威徳を感應し、駒ヶ岳山頂に神仙宮を開き、次いで利行丈人、玄利老人により、神山を天津神籬(あまつひもろぎ)とし、駒ヶ岳を天津磐境(あまついわさか)として祭祀したのに始まる。

箱根神社のホームページから

神山 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根神山山頂
 駒ケ岳を後にして家族で神山へ向かう。
 順調に神山にたどりつけるかと思いきや、地面のヌカルミに足を取られて進めない状態になった。
 特に光宮(みや)の足ではぬかるんだ地面を進むにはきつかった。
 私と美穂と実加と展地の4人で先を行く。
 光宮(みや)は途中で登山不可能になったため下山。
 展地は女房と光宮(みや)がやってくるのが遅いので途中から下山。
 私と美穂と実加の3人で神山を目指すことになった。
 ぬかるみに足をとられ滑ったついでに木の枝で頭を小突かれ、結構しんどいものだった。

 登っている途中で

「 あめのみなかぬしのかみのそのまえに あめゆずるひあめのさぎりのみこと くにゆずるつちつきのさぎりのみこと あるぞ 」
「 このやま あめゆずるひあめのさぎりのみこと くにゆずるつちつきのさぎりのみこと をまつれ 」
 といわれる。

 山頂にたどり着いて「天照大御神」を祀っていることを知る。

 3人で記念写真を撮って下山。
 途中から美穂と実加で先を急ぐように降りていった。
 ところが2人は、分岐点でロープウェイへの道を選ばず、違う方向に下りて行ったという。
 私がロープウェイ乗り場に着いたとき、2人の姿がみえない。

 もう真っ青!

 神が宿る子どもたちとはいえ、親の目の届く範囲で動かさないといけないと思った。
 夏は白山に登る予定なので、いい教訓になった。
 小さい山でも、離れ離れになったら危ないのだ。

 ロープウェイを降りて、車に乗り込んでグッタリ。

 両足をツッテしまった。
 痛いし、ツライ。

箱根周辺図

走湯神社 静岡県下田市大賀茂上条495
【静岡県下田市大賀茂上条495】より北へ600mほどの「宮ケ崎」という丘に走湯神社が鎮座していたという。
「宮ケ崎」は、古くは「伊豆崎」といい当社・走湯神社が、式内社・伊豆奈比当ス神社であったことからそのように呼ばれていたという。

「宮ケ崎」は、古くは「伊豆崎」といわれていた

 3月29日(日曜日)は日帰りです