上古賀の熊野神社(くまの)
平成22(2010)年5月2日(日)の参拝は白鬚神社から
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高島市に留めれている記憶はとても古い
高島市に留めれている記憶はとても古い。
その一つをあげれば、国常立尊の八降りのトホカミヱヒタメ八神を「国狭槌命」として祀っている国狭槌神社。次に伊邪那岐尊・伊邪那美尊の前の第六代天皇面足尊の妻神・阿夜訶志古泥神を祀る青柳の日吉神社。
さらに六つ船魂神の最初である島津彦命を祀っている阿志都弥神社。
こういう風に祭神の古さが伺えるし、『秀真伝(ほつまつたゑ)』の記述から何らかの歴史的事蹟があったのだろうと想像できる。
伊邪那岐尊と伊邪那美尊を祀っている上古賀の熊野神社にも何らかの神代の事蹟があったのかもしれない。
東側には波爾山比賣命(はにやまひめ)と彌都波能賣神(みづはのめかみ)を祀っている波爾布神社(はにふじんじゃ)がある。
『古事記』によれば、火之迦具土神を生んで陰部に火傷をし苦しんでいた伊邪那美命が糞をしたが、その糞から化生した神が、波邇夜須毘古神とこの波邇夜須毘売神である。
尿から生まれたのが弥都波能売神である。
高島市の伝承の古さを考えると、伊邪那美尊が病に臥してしまう何らかの原因がこの土地にあったのではないかと思えてくる。
上古賀の熊野神社の本殿
ご祭神
伊邪那岐命伊邪那美命
上古賀の熊野神社の本殿に掲示してある扁額
神楽殿越しにみる本殿
上古賀の熊野神社の摂社
上古賀の熊野神社(くまの)の地図
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