六つ船魂神の始まりである島津彦命を祀る川島の阿志都弥神社(あしづみ)
平成22(2010)年5月3日(月)天之誓約で素盞嗚命は青連山(せいれんざん)に降り立ったのだろうか・・
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六つ船魂神の始まりである島津彦命を祀る川島の阿志都弥神社(あしづみ)
島津彦命が、朽ちた木に乗って安曇川を下って行く鵜をご覧になられ、筏(いかだ)と棹(さお)で筏舟(いかだぶね)を作ったことから「船」が始まる。
安曇川より
下の系図にある金析命(大阪府の住吉神社の祭神)が伊弉諾尊と伊弉冊尊の御子・昼子姫(下照姫・和歌姫)を養育されていることからみて、祭神の島津彦命は300万年前の大濡煮尊(ういじに)の時代の神であろうか。
300万年前の大濡煮尊(ういじに)の時代に、安曇川流域を統治し、船にのって海原にでていったがゆえに、海洋民族に「安曇」が冠せられる淵縁になった土地であろう。
本殿で祝詞を奏上し、神楽殿まで戻ってくると、一升瓶を抱えたおじいさんが、
「まあ、一杯」
と私と女房にお酒を勧めてくる。
女房は下戸で飲めなくて、私は車の運転で飲めないと断ると
「神さんのお酒だよ」
「飲めないということはないだろう」
極めて陽気な爺さんである。
結局、お酒が飲めない女房が飲み、そして私がコップをもらいお酒を飲むことになってしまった。
三々九度みたいだな、と思った。
二人が出会ったとき貧しくて結婚式も挙げていない。
なので、三々九度もやっていない。
祭神の島津彦命の仲立ちで三々九度の盃を酌み交わすことになったかのようだ、と思った。
神様からの素敵なプレゼントだと思った。
水っぽいお酒だが気持ちがとてもおいしかった。
川島の阿志都弥神社(あしづみ)の本殿

ご祭神
島津彦命本殿の左横にある摂社

本殿の右横にある摂社

お神輿が帰ってきたところ

川島の阿志都弥神社(あしずみ)の地図

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