平成21(2009)年5月5-6日(火・水)、京都市で周った神社
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鞍馬寺の奥の院の魔王殿
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用
「尊天」とは「すべての生命の生かし存在させる宇宙エネルギー」であるとする。毘沙門天を「光」の象徴にして「太陽の精霊」、
千手観世音を「愛」の象徴にして「月輪の精霊」
魔王尊を「力」の象徴にして「大地(地球)の霊王」
・・・としている。
鞍馬寺とは、どこにでも存在する「尊天」のパワーが特に多い場所にして、そのパワーに包まれるための道場であるとしている。
「尊天」のひとり、「護法魔王尊」とは、650万年前(「650年」の間違いではない)、金星から地球に降り立ったもので、その体は通常の人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のまま、年をとることのない永遠の存在であるという。
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◇ 平成22(2010)年2月9日(火)から鞍馬の編集に入っている。翌日、平成22(2010)年2月10日(水)、
「鞍馬に降り立ったのはルシファーだ」
という声を聞きながら目覚めた。
◇ 「金星の象徴」とされているのは「ルシファー」だ。
ある事情によって、ルシファーは天から追放されることになった。ルシファーは、天から追放されたのち鞍馬に降り立ち、地の側でルシファーが課題だと思ったことをやられようとしたのだろう。
ルシファーの課題とは、火の国(永遠の楽園)から生じた「歓喜の燃えカスである黒煙を忌み嫌う気持ち」の浄化だった。
「忌み嫌う気持ち」を浄化することなく、熱を司るアロンとベルゼブブを救出することは不可能だと考えたのだと思う。
「忌み嫌う気持ち」の浄化と、熱を司るアロンとベルゼブブを救出するためには鞍馬山に降り立つことが必要だ、とルシファーは考えたのだろう。
熱を司るアロンとベルゼブブについては「 高龗神とはどういう神なのか? 」に書いた。
「 高龗神とはどういう神なのか? 」に書いたように、全てのツマズキの原因は、火の国(永遠の楽園)の歓喜の燃えカスとして生じる黒煙を、火の国(永遠の楽園)の住人が「忌み嫌った」からだった。光が届く熱の領域では、確かに、光でも「忌み嫌う気持ち」を浄化しえる。
しかし、光が届かない熱の領域では、光では「忌み嫌う気持ち」を浄化しえないのだ。
それにも関わらず、一部の光の天使は
「光が届かない熱の領域でも、光の力は『忌み嫌う気持ち』を浄化できる」
と主張した。
そのため、天の側で意見がまとまらなくなり混乱が起きた。
意見がまとまらない混乱の責任はルシファーにあると考えられた。
ルシファーは、天から追放されると同時に、「光が届かない熱の領域でも、光の力は『忌み嫌う気持ち』を浄化できる」
とする主張の可否を試みる機会を与えられたのだった。
ルシファーは鞍馬に降り立った。
鞍馬が、光が届かない熱の領域の核心的場所だと思ったからだろう。しかし、一部の光の天使の主張には初めから無理があった。
光のない熱の世界では、光は光たりえない・・このことは自明の理だった。
こうして、ルシファーの思惑は破綻していき、闇の世界に飲み込まれていった。
光のない熱の世界で、浄化の力をもつのは「愛」なのだ。
愛が欠如した「光」は驕りや虚栄となる。ルシファーは、「くらま(闇魔・暗魔)」と呼ばれる勢力の一翼を担うようになっていったのだった。
◇天における光の天使・ルシファーを巡る混乱の結果、光が凝り固まり、八岐大蛇・金毛九尾・邪鬼となって現れてしまった。ロシア地方に八岐大蛇として降臨し、インド地方に金毛九尾として降臨し、イスラエル地方に邪鬼として降臨してしまうことになったらしい。
こういうことから、八岐大蛇の転生とされる磐長姫神がルシファーが降臨した鞍馬山を望める貴船神社(結社)に鎮まりたくなるのも由縁のあることなのだろう。
◇『 ひふみ神示 』(第5巻 地(九二)つ巻 弟十八帖)より 元の二八基(じゃき)光理(こり)てわいて出た現空(あく)の種は二八基(じゃき)と大老智(おろち)と四通足(よつあし)となって、二八基には仁本の角、大老智は八ツ頭、八ツ尾、四通足(よつあし)は金母であるから気つけておくぞ。世通足はお実名に通(つ)いて分けてゐるから、守護神どの、臣民どの、だまされぬ様に致して下されよ。◇ 『 ひふみ神示 』(第23巻 海の巻 弟五帖)より 本来悪も善もなし、只み光の栄ゆのみ、八股おろちも金毛も、ジャキも皆それ生ける神、神の光の生みしもの、悪抱きませ善も抱き、あななふ所に御力の、輝く時ぞ来るなり、善いさかえば悪なるぞ、 |
◇ 瓊々杵尊が比叡山を造成されたのは、第二次天孫降臨から169,700年後のことである。
紀元前1,120,700年、瓊々杵尊は、天忍穂耳尊の3年の喪祀りを済ませてから、比叡山を造成することになった。比叡山を造成してから穀物がたくさん出来るようになったのでミゾロ池(深泥池)と呼ぶようになった。
ミゾロ池(深泥池)の西岸の岩を砕き、小石にして川に流しいれ水をあふれさせ、荒地に水を引き、葵葉(あおいば)と桂(かつら)によって鳴る神(雷)を別け鎮め、軻遇突智神(かぐつちのかみ)と罔象女神(みずはめのかみ)をお生みになった。
それが貴船の発祥とされる。
私がヒッカカリを感じたのは、何故鞍馬の西側に罔象女宮(貴船神社)が置かれたのかという位置関係だった。
もし鞍馬に650万年前の伝承があったとするなら、瓊々杵尊の知るところでもあったはずだ。
瓊々杵尊は、鞍馬に伝わるような伝承を踏まえたからこそ、貴船に罔象女宮(貴船神社)を造営された、と考えたほうが自然かもしれない。
瓊々杵尊が、貴船に罔象女宮(貴船神社)を造営し、100万年単位の時間の「時のフィルター」を通した結果、鞍馬と貴船の祭神構成が現在のようなものとして抽出できるようになった、とみることができるかもしれない。
何事にも時がある。
火の国(永遠の楽園)の歓喜の結果生じた「燃えカス・黒煙」は、これまで捉えられていた「天魔」や「九頭龍」の衣を脱ぎ去り、次の時代の物質界の素子となれるところまで成長している。「燃えカス・黒煙」を次の時代の物質界の素子まで成長させること、これがアロンやベルゼブブの本来の使命であったのだ。
そして、火の国(永遠の楽園)の住人たちは、この太陽系宇宙の変遷のなかで「忌み嫌う」とどうなるのかを実地で学んできた。
ある宇宙が失われ、いくつかの銀河が滅び、いくつかの惑星が滅亡した、そういう経験を経て、「忌み嫌う」とどうなるのかを実地で学んできたのだ。
平成7(1995)年にルシファーはすでに天に戻ることを許されており、時の定めに従うだろう。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2億数千年前、新しくとも7千万年も前の地質で成り立つとされる鞍馬山。
こういう年代は、白山の九頭竜川や手取川でもよくいわれる年代だ。地球上での「天魔」や「九頭龍」に深く関わる年代だと思う。
神が人体をもって現れる前の時代だろう。
鞍馬では650万年前と伝承されるが、もっと前の伝承があるはずだが失われているのだろう。
平成22(2010)年2月10日に記述。
鞍馬寺の奥の院の魔王殿
ご祭神
尊天の一柱・・・護法魔王尊
奥の院の魔王殿の標
貴船神社の周辺
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