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【拝殿と本殿】
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【鳥居】
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和多都美(わたつみ)神社で豊玉姫神の墓前に向かい、濱殿(はまどの)神社で豊玉姫神の父神である豊玉彦命の陵墓(御陵)を偲んだ。 そうして、海神(かいじん)神社についた。 海神(かいじん)神社の祭神は豊玉姫神であるが、実は、「豊玉彦命」の宮だったのだろう。 私は、豊玉彦の命のご苦労を偲んだ。 和多都美(わたつみ)神社の由緒書きが伝えている豊玉彦の命の子供たちは海神神社で生まれ海神神社で成長されたのだ。 「 豊玉彦尊には、一男二女の神がおり男神を穂高見(ほだかみ)尊、二女神は豊玉姫命(とよたまひめのみこと)・玉依姫命(たまよりひめのみこと)という 」 山幸彦・海幸彦物語の彦火火出見(ひこほほでみ)命は、塩土の神の助言に従って到着したのがここだったのだ。 神代の物語に溶け込んだ感動を覚えた。 彦火火出見(ひこほほでみ)命は豊玉彦命の歓待を受けて、対馬に留まった。その宮居が和多都美(わたつみ)神社だろう。 和多都美神社で彦火火出見(ひこほほでみ)尊は豊玉姫命と結婚され過ごされたのだ。 鳥居をくぐり、少し長い参道を歩いていくと、また鳥居が見える。 この鳥居の先が本殿への階段だ。少し長い。写真に写っているのが一番下の光宮(みや)ちゃん。 本殿について、祝詞奏上をすると、一番下の光宮(みや)ちゃんが私の周りを、時計回りで回り始めた。 祝詞に合わせて神楽を舞っているかのようだった(このときが初めて)。 本殿のなかから私が乗っかることの出来そうなデカイ手が出てきて、両手を広げて次のように云った。 「海(わた)の宮をそなたに進ぜよう」 私「これからの世の中の動きに必要なことであれば喜んで頂戴しよう」といった。 こうして私は、豊玉彦命から「海(わた)の宮」を頂戴することになった。 人体に即して例えると、「海(わた)の宮」とは「腸(はらわた)」に相当する。 いい一日になった。 海神神社からみた「海(わた)」とは、世界の海のことだ。 |
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