5度の岩戸閉め ・岩戸開き ・建替え建直し 月の光 > 聖地 探訪ノート
  一.天智彦命の思兼神について
     7.最後に感想

  私がホームページ、『月の光』を作成しようと思い始めた昨年平成13年12月ごろ、思兼命についてはあまりいいイメージを持っていなかった。というのは、天照大神をだました張本人のように考えていたからだ。
  ところが、推論の方向が、思兼命は『ひふみ神示』が「間違えてはならん事ぞ」と注意を促している那岐那美両神が「夫婦呼吸を合わせて生み給える」素盞鳴(口篇にトリ)神かもしれない、という流れにいきそうな雰囲気がでてくると、思兼命についてのイメージは一変してしまった。
  天智彦命(思兼命)が御生まれになられたと私に聞えてくる、阿智村の昼神温泉郷は、北側の西よりに国常立尊を祀る御嶽山があり、また、西側の南よりには天照大神がお生まれになられた時の「胞衣(胎盤)」を山頂にお治めになられたという恵那山がある。こういう地理的な位置関係が国常立尊と天照大神との「えにし」を物語っているのではないかとも思えてくる。どういう「えにし」があるか?関心ある方は昼神温泉の阿智神社の前宮に立たれてみてほしい、そして中央高速道の恵那山トンネルを抜け岐阜県の中津川の恵那神社、木曽の御嶽山へと足を伸ばして、古(いにしえ)のむかしの「えにし」を感じとってみていただきたい。神々は労苦をいとわはない者に必ず何か語りかけてくれると思う。
この方向で3年そして5年と考えてみてどういうものになるか、またこういう機会が与えられるのであれば改めて書いてみたいと思う。

             平成14年8月25日  記す 

        
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