室生龍穴の奥宮近くにある天岩戸神社【5】記録に残しておきたいメモ書き

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奈良県宇陀市室生区室生( マピオンによる広域地図
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記録に残しておきたいメモ書き

「そなたに室生寺で引き合わせたい人物がいる」・・

 平成21(2009)年2月15日(日曜日)、奈良県の天香久山へ登って東京への帰路に着いた。
 帰りの車のなかで、
 「そなたに室生寺で引き合わせたい人物がいる」
 という声が聞こえる。

(※)「平成21(2009)年2月15日(日曜日)、昨日に続き奈良県の天香久山へ・・」に記録している。

 こういう声が、ストレートに現れてきた試しはないのだが・・
 ・・今回の平成21(2009)年3月8日(日曜日) はどうなのだろ?

 室生龍穴神社の参拝を終え、奥宮の方へ向かって歩いていった。

 私たちを追い越していった車がある。
 道すがら右手に「天岩戸」が見えてきた。

天岩戸
 私たちを追い越していった車は「天岩戸」の前で止まり、車の主はご神前にお供物のご奉仕をしている。
 三重ナンバーの車に乗った40歳代後半から50歳代前半の女性だ。
 人知れずに丁寧に丁寧にご神前にご奉仕されている姿を見るのは久しぶりだ。

 ご奉仕の差し障りがあってはならないので、先に室生龍穴の奥宮に周った。

 奥宮の方にも周ってこられるのだろう、と思ったのだが、私の祝詞奏上が先に終わってくれれば、ご奉仕の女性の差し障りになることもない。

 その方は、私の祝詞奏上の最後の方にやってこられた。


ご奉仕の女性
 私は奥宮での祝詞奏上を終え、今度は天岩戸神社へ戻った。
 先ほどの女性がご奉仕していたため、祝詞を奏上できなかったからだ。

 天岩戸神社で祝詞奏上しているとその女性の車が降りていく。

 祝詞奏上を終え、八咫烏神社に向かおうと思った。
 八咫烏命の「立ち寄っていかれよ」とのお誘いである。
 下山していると、室生龍穴神社の拝殿に掲げてある「善如龍王社」という扁額を撮影していないことに気付き、室生龍穴神社に再度立ち寄った。

「善如龍王」という扁額
「善如龍王社」という扁額

 デジカメに納め鳥居をでると、また先ほどの女性にあった。

 2月15日(日曜日)、
 「そなたに室生寺で引き合わせたい人物がいる」
 といわれた人物とはこの方なのだろうと思った。

 こういう方には、どこかの神社でいつかまた会えるだろう。

高龗神(たかおかみのかみ)が文献的に登場するのは・・

 高龗神(たかおかみのかみ)が登場するのは、『日本書紀』の「一書」の記述による。
 伊奘諾尊が軻遇突智神を斬って、雷神大山祇神高龗神磐裂神根裂神5神が生まれた

 という記述。

 高龗神(たかおかみのかみ)と相殿で祀られる事の多い大山津見神と大雷神は、『ひふみ神示』の記述によると下記の引用の通り生まれている。

国生みの後の神生みで、大山津見神(おほやまつみのかみ)が生まれる

『新版 ひふみ神示』(第6巻日月の巻、pp163-164)

 次に、いぶきいぶきて、御子神 生み給ひき。
 大事忍男神(おほことおしをのかみ)大事忍男神(オホコトオシヲノカミ)石土毘古神(いしつちひこのかみ)石土毘古神(イシツチヒコノカミ)石巣比売神(いしすひめのかみ)石巣比売神(イシスヒメノカミ)大戸日別神(おほとひわけのかみ)大戸日別神(オホトヒワケノカミ)天之吹男神(あめのふきをのかみ)天之吹男神(アマノフキヲノカミ)大屋毘古神(おおやひこのかみ)大屋毘古神(オオヤヒコノカミ)風木津別之忍男神(かさけつわけのおしをのかみ)風木津別之忍男神(カサケツワケノオシヲノカミ)海神(わたのかみ)海神(ワタノカミ)大綿津見神(おほわたつみのかみ)水戸之神(みなとのかみ)水戸の神(ミナトノカミ)速秋津比神(はやあきつひのかみ)速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)速秋津比売神(ハヤアキツヒメノカミ)風神(かぜのかみ)風神(カゼノカミ)志那都比古神(しなつひこのかみ)木神(きのかみ)木神(キノカミ)久久能智神(くくのちのかみ)山神(やまのかみ)山神(ヤマノカミ)大山津見神おほやまつみのかみ)野神(ぬのかみ)野神(ヌノカミ)鹿屋野比売神(かやぬひめのかみ)野椎神(ぬつちのかみ)鳥之石楠船神(とりのいわくすつねのかみ)天鳥船神(あめのとりふねのかみ)大宜都比売神(おほけつひめのかみ)大宜都比売神(オホケツヒメノカミ)火之夜芸速男神(ひのやきはやをのかみ)火之W比古神(ひのかがひこのかみ)
 生みましき。

迦具土神を斬った御刀の手上の血が闇於加美神、闇御津羽神

『新版 ひふみ神示』(第6巻日月の巻、pp163-164)

 ・・・・伊邪那美神やみ臥しまして、たぐりになりませる神、金山比古神、金山比売神、屎(くそ)になりませる神、波仁夜須比古神、波仁夜須比売神、尿(ゆまり)に成りませる神、弥都波能売神、和久産巣日神、この神の御子豊宇気比売神と申す。ここに伊邪那美神、火の神生み給ひて、ひつちと成り給ひて、根の神の中の国に神去り給ひき。ここに伊邪那岐神泣き給ひければ、その涙になりませる神、泣沢女神(なきさわのめかみ)ここに迦具土神かくつちのかみ)斬り給へば、その血石のこびりて、石析神(いわさくのかみ)、根析神(ねさくのかみ)、石筒之男神(いわつつのおのかみ)、雍瓦速日神(みかはやひのかみ)、樋速日神(ひはやひのかみ)、建御雷男神(たけみかつちおのかみ)、建布都神(たけふつのかみ)、豊布都神(とよふつのかみ)。
 御刀(みはかし)の手上(たかみ)の血、闇於加美神(くらをかみのかみ)、闇御津羽神(くらみつはのかみ)。
 ここに殺されし迦具土(かぐつち)の御首(みかしら)に成りませる神、・・・・<略>・・・・ここに斬り給へる御刀(みはかし)、天之尾羽張(あめのおはばり)、伊都之尾羽張(いづのおはばり)といふ。ここに妹(いも)恋しまし給ひて音(ね)の国に追い往で給ひき。

根の国において伊邪那美命の体になった神である大雷(おおいかつち)

『新版 ひふみ神示』(第6巻日月の巻、pp163-164)

 ここに妹(いも)恋しまし給ひて根の国に追い往(い)で給ひき。
 ここに伊邪那美の命 語らひつらく、あれみましとつくれる国、末だつくりおへねど、時まちてつくるへに、よいよ待ちてよと宣り給ひき。
 ここに伊邪那岐命、みましつくらはねば吾とつくらめ、と宣り給ひて、帰らむと申しき。 ここに伊邪那美命 九(こ)聞き給ひて、
 御頭(みかしら)に大雷おおいかつち)、オホイカツチ、
 胸に、火の雷(ホのいかつち)、ホノイカツチ、
 御腹には、黒雷(くろいかつち)、黒雷(クロイカツチ)、
 かくれに 、折雷(さくいかつち)、サクイカツチ、
 左の御手に、若雷(わきいかつち)、ワキ井カツチ 、
 右の御手に、土雷(つちいかつち)、ツチイカツチ、
 左の御足に、鳴雷(なるゐかつち)、ナルイカツチ、
 右の御足に、伏雷(ふしいかつち)、フシ井カツチ、
 なり給ひき。