記録に残しておきたいメモ書き
高龗神(たかおかみのかみ)が文献的に登場するのは・・
高龗神(たかおかみのかみ)が登場するのは、『日本書紀』の「一書」の記述による。
伊奘諾尊が軻遇突智神を斬って、雷神、大山祇神、高龗神、磐裂神、根裂神の5神が生まれた
伊奘諾尊が軻遇突智神を斬って、雷神、大山祇神、高龗神、磐裂神、根裂神の5神が生まれた
という記述。
高龗神(たかおかみのかみ)と相殿で祀られる事の多い大山津見神と大雷神は、『ひふみ神示』の記述によると下記の引用の通り生まれている。国生みの後の神生みで、大山津見神(おほやまつみのかみ)が生まれる
『新版 ひふみ神示』(第6巻日月の巻、pp163-164)
次に、いぶきいぶきて、御子神 生み給ひき。大事忍男神(おほことおしをのかみ)大事忍男神(オホコトオシヲノカミ)石土毘古神(いしつちひこのかみ)石土毘古神(イシツチヒコノカミ)石巣比売神(いしすひめのかみ)石巣比売神(イシスヒメノカミ)大戸日別神(おほとひわけのかみ)大戸日別神(オホトヒワケノカミ)天之吹男神(あめのふきをのかみ)天之吹男神(アマノフキヲノカミ)大屋毘古神(おおやひこのかみ)大屋毘古神(オオヤヒコノカミ)風木津別之忍男神(かさけつわけのおしをのかみ)風木津別之忍男神(カサケツワケノオシヲノカミ)海神(わたのかみ)海神(ワタノカミ)大綿津見神(おほわたつみのかみ)水戸之神(みなとのかみ)水戸の神(ミナトノカミ)速秋津比神(はやあきつひのかみ)速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)速秋津比売神(ハヤアキツヒメノカミ)風神(かぜのかみ)風神(カゼノカミ)志那都比古神(しなつひこのかみ)木神(きのかみ)木神(キノカミ)久久能智神(くくのちのかみ)山神(やまのかみ)山神(ヤマノカミ)大山津見神(おほやまつみのかみ)野神(ぬのかみ)野神(ヌノカミ)鹿屋野比売神(かやぬひめのかみ)野椎神(ぬつちのかみ)鳥之石楠船神(とりのいわくすつねのかみ)天鳥船神(あめのとりふねのかみ)大宜都比売神(おほけつひめのかみ)大宜都比売神(オホケツヒメノカミ)火之夜芸速男神(ひのやきはやをのかみ)火之W比古神(ひのかがひこのかみ)
生みましき。
迦具土神を斬った御刀の手上の血が闇於加美神、闇御津羽神
『新版 ひふみ神示』(第6巻日月の巻、pp163-164)
・・・・伊邪那美神やみ臥しまして、たぐりになりませる神、金山比古神、金山比売神、屎(くそ)になりませる神、波仁夜須比古神、波仁夜須比売神、尿(ゆまり)に成りませる神、弥都波能売神、和久産巣日神、この神の御子豊宇気比売神と申す。ここに伊邪那美神、火の神生み給ひて、ひつちと成り給ひて、根の神の中の国に神去り給ひき。ここに伊邪那岐神泣き給ひければ、その涙になりませる神、泣沢女神(なきさわのめかみ)ここに迦具土神(かくつちのかみ)斬り給へば、その血石のこびりて、石析神(いわさくのかみ)、根析神(ねさくのかみ)、石筒之男神(いわつつのおのかみ)、雍瓦速日神(みかはやひのかみ)、樋速日神(ひはやひのかみ)、建御雷男神(たけみかつちおのかみ)、建布都神(たけふつのかみ)、豊布都神(とよふつのかみ)。御刀(みはかし)の手上(たかみ)の血、闇於加美神(くらをかみのかみ)、闇御津羽神(くらみつはのかみ)。
ここに殺されし迦具土(かぐつち)の御首(みかしら)に成りませる神、・・・・<略>・・・・ここに斬り給へる御刀(みはかし)、天之尾羽張(あめのおはばり)、伊都之尾羽張(いづのおはばり)といふ。ここに妹(いも)恋しまし給ひて音(ね)の国に追い往で給ひき。
根の国において伊邪那美命の体になった神である大雷(おおいかつち)
『新版 ひふみ神示』(第6巻日月の巻、pp163-164)
ここに妹(いも)恋しまし給ひて根の国に追い往(い)で給ひき。ここに伊邪那美の命 語らひつらく、あれみましとつくれる国、末だつくりおへねど、時まちてつくるへに、よいよ待ちてよと宣り給ひき。
ここに伊邪那岐命、みましつくらはねば吾とつくらめ、と宣り給ひて、帰らむと申しき。 ここに伊邪那美命 九(こ)聞き給ひて、
御頭(みかしら)に大雷(おおいかつち)、オホイカツチ、
胸に、火の雷(ホのいかつち)、ホノイカツチ、
御腹には、黒雷(くろいかつち)、黒雷(クロイカツチ)、
かくれに 、折雷(さくいかつち)、サクイカツチ、
左の御手に、若雷(わきいかつち)、ワキ井カツチ 、
右の御手に、土雷(つちいかつち)、ツチイカツチ、
左の御足に、鳴雷(なるゐかつち)、ナルイカツチ、
右の御足に、伏雷(ふしいかつち)、フシ井カツチ、
なり給ひき。
奈良県で高龗神(たかおかみのかみ)を祀る主要神社
天香久山の国常立神社 マピオン地図 |
奈良県橿原市南浦町326 天香久山の山頂に国常立神社と並んで右側に高龗神社が祀られている。 |
【国常立神社の御祭神】 国常立神(くにとこたちのかみ) 【高龗神社の御祭神】 高龗神(たかおかみのかみ) |
大和神社の摂社の 闇龗神社 マピオン地図 |
奈良県天理市新泉町星山306 | 【御祭神】高龗神(たかおかみのかみ) |
大神神社の摂社の 貴船神社 マピオン地図 |
奈良県桜井市大字三輪字尾尻 | 【御祭神】高龗神(たかおかみのかみ) |
室生龍穴神社 マピオン地図 |
奈良県宇陀市室生区室生1297 | 【御祭神】高龗神(たかおかみのかみ) |
丹生川上神社上社 マピオン地図詳細 |
奈良県天理市新泉町星山306 吉野川上流 平成12(2000)8月2日(水曜日)にも訪問している。 |
【御祭神】高龗大神(たかおかみ) 【相殿神】大山衹大神(おおやまずみ) 大雷大神(おおいかつち) |
丹生川上神社(中社) マピオン地図詳細図 |
奈良県吉野郡東吉野村大字小968 高見川流域 平成12(2000)8月2日(水曜日)にも訪問している。 |
【御祭神】罔象女神(みずはのめかみ) 【配 祀】伊邪奈岐神 伊邪奈美神 天照大神 大国主命 |
丹生川上神社下社 マピオン地図詳細図 |
奈良県吉野郡下市町大字長谷1-1 丹生川流域 |
【御祭神】闇龗神(くらおかみのかみ) |
伊邪那岐尊が加遇突知命(かぐつちのみこと)を斬った時の「十拳の剱」を洗ったとされる泉。
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