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メモ書き 平成19(2007)年5月23日発行のメルマガから メルマガ『人生秘中の奥義書』〜人生にツキを呼込む超簡単法!第59号「音・・・オノコロの4音」 |
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平成19(2007)年5月3日、島根県の隠岐の島に行ってきました。 昨年からわが国の『古事記』が伝えるイザナギ尊とイザナミ尊の国生み神話に基づいた場所に焦点を絞って周っていますが、隠岐の島で一つの区切りになってくれました。 『古事記』をベースにした国生みの要点です。 (1)国生みする前の状態は「くらげなすただよえる」ものだった。 (2)天浮橋に立ってオノコロ島を生む。 ある方(故人)はオノコロ島を「オノコロの4音」と記しています。 この考え方を私も踏襲します。 「オノコロの4音」の「4音」が「シオン」の源流でしょうか。 (3)「オノコロの4音」に降り立って天之御柱を見立て、国生みを始められた。 (4)最初に生んだのが「水蛭子(ひるこ)・淡島」 (5)水蛭子(ひるこ)と淡島を流し去り、その水蛭子(ひるこ)と淡島の中に入って国生みを再開された。 『古事記』に記述されている「国生み」を解読する難しさは、「神々」が誕生する前の物語であるために、伝承として伝えられる物語がほとんどないという点にあります。 しかも「神」という人体を持たずとも語りえる「存在」と、「尊(みこと)」や「命(みこと)」という人体を持ったときの呼び方を同時的に伝えている日本固有の難しさがあります。 イザナギ神・イザナミ神という風に「神」を用いて表現した場合の「国生み」とは、地球や太陽系の生成の物語です。 しかし、イザナギ尊とイザナミ尊という風に「尊」を用いて表現した場合の「国生み」とは、、地球の中の日本の生成の物語であるという風に焦点の合わせ方が異なってくるようです。 この部分の区別と差異を説明できる人は少ない。 隠岐の島に行く前は、オノコロ島とは和歌山県の友ヶ島であり、それが淡路島の属島である沼島と現われてしまったと捉えていました。 → 沼島のオノコロ神社 マピオン地図で友ヶ島と沼島の場所を確認はこちらをクリック! 隠岐の島に行ってみて、イザナギ尊・イザナミ尊の時代のオノコロ島とイザナギ神・イザナミ神の時代のオノコロ島が峻別されていることを知りました。 隠岐の島がイザナギ神・イザナミ神の時代のオノコロ島でしょう(4つの音の島です)。 マピオン地図で隠岐の島の全体像を確認するにはこちらをクリック!。 西ノ島(隠岐の島の島前)の国賀海岸に全てがあるかのようです。 国賀海岸の地図のイメージ画像→ こちらをクリック! 天の絶対を象徴しているかのような「摩天崖(まてんがい)」。 音を象徴している「乙姫御殿」。 (※)漢字で「乙」を当てますが「音」がふさわしい。 「音に秘められた芽」という意味になるでしょうか。 「乙姫」は「玉依姫神」とも現われたようなんですね。 天浮橋を象徴するかもしれない「通天橋」。 イザナギ神・イザナミ神は、天(摩天崖)から「音」(乙姫御殿)を降ろし、オノコロの4音の島を生み上げたのです。 オノコロの4音の島を観ることを象徴する「観音岩」。 オノコロの4音の島を生み上げているので、そのものズバリ、天上界。 国賀海岸の南西には天照大神(光)が降臨されたという伝承を伝える大神立岩。 イザナギ神・イザナミ神という風に「神」を用いて表現した場合の「国生み」の原風景がここにはある。 オノコロの4音の島とは、島前の西ノ島・中ノ島・知夫里島と島後の隠岐の島の4島でしょう。 西ノ島の焼火山を天之御柱とし、水蛭子(ひるこ)と淡島を生み上げ、それを流した。 地理的に流したという意味ではなく低い次元に流したのです。 その水蛭子が島前の西ノ島・中ノ島・知夫里島となって現れ、淡島が島後の隠岐の島となって現れました。 これがイザナギ神・イザナミ神という風に「神」を用いて表現した場合の「国生み」の始まりであったようです。 時代が下って、イザナギ尊・イザナミ尊の時代の国生みの段で、隠岐の島には、隠岐の三子島(島前の西ノ島・中ノ島・知夫里島)、天之忍許呂別(あめのおしころわけ)という別名を付与されました。 天之忍許呂別(あめのおしころわけ)は、現在の島前で祀られている神社はありませんが、おそらく焼火山の神だったでしょう。 |
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