霊石山(れいせきさん)【1】トップページ|鳥取県

マピオン地図
鳥取県鳥取市河原町稲常
 ⇒ 公式サイトはこちらです。

天照神の行幸を伝える聖石山(れいせきさん)トップページ

参拝履歴

 訪問日:2007(平成19)年8月17日(金)

霊石山の案内板

霊石山

ご祭神

天照神

霊石山の伊勢ヶ平(いせがなる)にある皇居石

 むかし天照大神がこの山に降臨された時、山頂に行宮(仮の宮)を営もうとされ、四方をお見渡しの際、一匹の白い兎が現れ、尊の装束の裾をくわえて道しるべをしたそうです。尊がその道しるべに従われたところ、中山よりはるか山の尾続きに二つ大石があり、そこへ誘ったそうです。現在その石を皇居石と呼び、そこを伊勢ヶ平(いせがなる)と呼ぶのもそのためです。  ここに行宮を営まれしばらくとどまられました。尊が天から降りられた時、道しるべをした白兎は消えていました。それは白兎は月読尊の体だからです。その後、道祖白兎大明神と言いならわし、祀神(としかみ)としてこの中山の尾続きの四ヶ村の氏神として崇めたそうです。
 また、中山の西の面の半場という所に石があり、尊がその上に冠を残して行かれました。  神の御冠岩(みかんいわ)と言われます。これまた神秘の方便であり尊の身体として仰ぎ尊ぶものです。現在、御子岩と呼ぶのはその略語であります。土俗に烏帽子岩(えぼしいわ)というのもその縁であり、中山の西側を霊石山と号するのは、この岩を表わしています。また、霊石山に道しるべした故に、道祖神の神としても祀られています。
 それから大日霊尊(おおひるめのみこと)は東の方因幡但馬の国境となる高山を越えて去っていかれました。その時、日の光が草木枝葉に映し出され、大変美しかったそうです、尊は日枝(ひえだ)の山(豹の山、氷の山)と言われました。
 遠い神代のはるか昔のことではありますが、今でもその山を伊勢詣での戻り道としています。遠い国にまでその故事は伝わっています。

「八頭町観光協会」発行の案内パンフレット(2017年8月18日に引用)

霊石山の途中にある御冠岩(獅子岩・烏帽子岩)の由来

 縦・横ともに4.8メートル余りあり、伝説によると天照大神がこの山に降りられたとき、道案内の神として猿田彦命に先導され、この石に「かんむり」を置かれたといい、この命の「?」を祭られています。そして古来より道往く人々の道しるべとなっていました。また頂上にある2つの岩を皇居岩・夫婦岩といい、むかし天照大神が、この山に降りられたがゆえに伊勢ヶ平(いせがなる)といいます。

ハングライダーの飛ぶ場所から(1)

霊石山

ハングライダーの飛ぶ場所から(2)

霊石山

ハングライダーの飛ぶ場所から(3)

霊石山

八上一望マップ

八上一望マップ