天之忍穂耳神社(あめのおしほみみ)【5】記録に残しておきたいメモ書き|奈良県

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奈良県生駒市上町4712( マピオンによる広域地図
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記録に残しておきたいメモ書き

天之火之明尊の喪祀りのとき、天之忍穂耳尊を別殿で祀った・・

 奈良県の宇陀には、九頭龍神社があるのではなく、九頭神社(くず)、屑神社(くず)、栗栖神社(くず)、国栖神社(くず)が置かれている。
 これは宇陀だけにいえるのではなく、吉野についてもいえることだ。
 葛(くず)、九頭(くず)、屑(くず)、栗栖(くず)、国栖(くず)とは、この論考の立場で言えば、「火の国」の燃えカス・ススのことだ。
 この「火の国」の歓喜の燃えカス・ススがないと物質界が誕生しない、つまり宇宙が誕生しない。
 ところが、物質界が誕生するとき、「火の国」の歓喜の燃えカス・ススと「燃えカス・ススを忌み嫌う気持ち」が結びついてしまったのだ。
 全ての苦悩は物質界の誕生時からすでに始まっていたのだ。

 奈良県には、物質界が誕生するときの記憶が特別に留められているのだと思う。

 第一次天孫降臨とは、物質界が誕生するときの失敗を克服するためのものだったのだ。
 万が一、この時の失敗を克服できなかったとしても、何が課題だったのかを明確にすることが出来る。

 神武天皇の後をおって、とてもよく理解できた。

 天之忍穂耳神社で記念写真・・  

天之忍穂耳神社

 私の使命は・・

 「火の国」の歓喜の燃えカス・ススと「燃えカス・ススを忌み嫌う気持ち」を分離し、「火の国」の歓喜の燃えカス・ススを物質界の素子とし、「燃えカス・ススを忌み嫌う気持ち」を克服することにある。

物質界が誕生するには・・

  〜平成20(2008)年12月29日(月曜日)の夜から12月31日(水曜日)にかけて記述 (詳しくはこちら)〜

 火の国の歓喜の結果、周辺に黒煙が生じる。いわゆる火の国の燃えカス、ススだ。

(※)この火の国 ( 参照 ) の燃えカス、ススがないと物質界は誕生しない。

 この黒煙の世界にも
 火の国の光と熱が届けられているのだが、熱は届いても光は届ききらなかったのだ。

 この黒煙の発生について永遠の楽園の住人は無知であった。

 そのため、永遠の楽園のなかに「黒煙を忌み嫌う心」が生じてしまった。
 光が行き届く世界においては、「黒煙を忌み嫌う心」は浄化しえたのだが、光が行き届かない黒煙の世界では浄化し切れなかったのだ。

 永遠の楽園のなかの「黒煙を忌み嫌う心」が黒煙の世界にも到達した。

 その結果、黒煙を慈しみ育もうとした「光の当たらない熱のベルゼブブ」は、「黒煙を忌み嫌う心」をも育ててしまったのだ。
「黒煙を忌み嫌う心」は黒煙発生源である火の国を嫌う九頭龍として現れてしまった。
 九頭龍の実体は「光の当たらない熱」(ベルゼブブ)の中で、「黒煙を忌み嫌う心」が火の国の燃えカス(物質界の源になる素子)を得て、物質的に実体化したものである。
 (※)「光の当たっている熱の部分」をアロンという。

 九頭龍が生まれたことによって、ベルゼブブは慈愛の座から転落してしまった。

 ベルゼブブは光と熱の関係を破壊しにかかり、
 九頭龍は、黒煙を生じさせる火の国を破壊しにかかった。
 火の国がなければ、黒煙は生じないし、光と熱も生じないからである。
 ベルゼブブが光と熱の関係を破壊した結果、光の天使と熱の天使アロンの中は引き裂かれ、光の天使は「希望」の座から転落し、熱の天使は「情熱」の座から転落してしまったのだった。
 遠い遠い天使の国の物語である。