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福岡県朝倉郡筑前町弥永697-3( いつもNAVIによる広域地図
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 平成9(1997)年8月15日(金)、福岡件から大分県【5ケ所】

英彦山神宮 大己貴神社 草場神社宇佐八幡宮白石神社

大己貴命(蕗根命)の幸御魂・奇御魂・術魂が、大己貴命(蕗根命)を青垣山へ招く・・

参拝履歴

大己貴命(蕗根命)の幸御魂・奇御魂・術魂が、蕗根命を青垣山へ招く・・

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神立命 → 蕗根命。積葉八重事代主命の長子の櫛甕玉命(鰐彦命)が養子に

『秀真伝(ほつまつたゑ)』御機の二十七〔御祖神船魂の紋〕(鳥居礼編著、八幡書店、下巻P127-170 )より

これの先 原見(はら)の天押雲命(おしくも) 原見山(富士山)の朝間宮にて勤めていた天押雲命が、近江国多賀の鵜葺草葺不合尊のもとへ召し上げられ、その代わりに、弟の若い日立命が朝間宮に仕えた。
召(め)し上(のぼ)す 弟(おとうと)日立命(ひたち)は  
若(わか)きゆえ 阿波(あわ)の事代主命(ことしろぬし) 現在の徳島県
侍(はべ)る宮(みや) はらからなれば  
西(にし)東(ひがし) 通(かよ)ひ勤(つと)めて  
要(かなめ)しむ 名も積葉八重(つみはやゑ)  
事代主命(ことしろ)が 三島(みしま)に至(いた)り  
原見(はら)に行(ゆ)き また三島より  
伊予(いよ)に行(ゆ)く ついにちなみて  
溝咋命(みぞくい)の 玉櫛姫(たまくしひめ)も 本紋に「三島(みしま)溝咋命 原見宮(はらみや)に 百枝県(ももえあがた)の 物部と 豊かに治む」(二七−二)とある。
孕(はら)むゆえ 鰐船(わに)乗(の)り阿波(あは)え  
帰る内(うち) 生む子の諱(いみな)  
鰐彦命(わにひこ)は 櫛甕玉命(くしみかたま)ぞ 積葉八重事代主命の子の櫛甕玉命は、鰐船で生まれたので鰐彦という諱(いみな)になった。
次の子は 諱(いみな)中彦(なかひこ)  
櫛梨命(くしなし)ぞ 青垣殿(あおがきとの)に  
住(す)ましむる 先(さき)に筑紫(つくし)の  
神立命(かんだち)は 襲緒(そを)の船津(ふなつ)の 襲緒(そを)、鹿児島県曽於郡。船津、鹿児島県姶良郡姶良町船津。
太耳姫(ふとみみ)お 夜須に娶りて  
蕗根命(ふきね)生む のち諸(もろ)ともに  
神となる 大物主(おおものぬし)は  
蕗根命(ふきね)なり 豊祇彦命(とよつみひこ)と  
治(をさ)めしむ 野業(のわざ)教えて  
民(たみ)お生(う)む 一人(ひとり)治(おさ)むる  
大己貴命(おおなむち) 自(みづか)ら褒(ほ)めて 奈良県桜井市三輪の大神神社は大物主大神を主神とし、大己貴神、少彦名神を配祀している。
「葦(あし)の根さ 元(もと)より荒(あら)び  
岩根子(いわねこ)も みな伏(ふ)しなびけ  
治(をさ)むるは 八万穂にだれか  
またあらん」 海原(うなばら)光り  
顕(あら)はれて 「われあればこそ  
汝(なんじ)その 大凡(おおよそ)になす  
労(いたは)りぞ」 大己貴命(おおなむち)問(と)ふ  
「汝(なんぢ)誰(た)ぞ」 「われは汝(なんぢ)の  
幸御魂(さきみたま) 奇(くし)しゐ術魂(わざたま)」  序註42および43を参照。
 内則五則(省恥悔畏悟)に対応する一霊四魂(直霊・荒魂・和魂・幸魂・奇魂)という考え方に関係しそうな術魂(わざたま)という用語が登場する。
 術魂(わざたま)とは、省みる力を象徴する直霊のことだろうか?
 三輪山に居られる幸魂が蕗根命を三輪山に呼び寄せているところをみると、蕗根命は荒魂・和魂・奇魂のいずれかの御魂を象徴する神だということになろう。
 蕗根命に先行して三輪山に居られるのは、天照神の命を受けて神上がられた奇彦(えびす神)だ。
 論理の帰結は、幸魂で「愛」を象徴するのは奇彦(えびす神)ということになるのかもしれない。
「畏れ」と「愛」は奇彦(えびす神)の代名詞なのかもしれない。
一霊四魂(直霊・荒魂・和魂・幸魂・奇魂)
「さて知りぬ 祭る幸魂(さきたま)  
どこに住む」 「いや神(かみ)住(す)まず  
汝(なんじ)おば 青垣山(あおがきやま)に  
住(す)ませんと 宮造(みやづく)りして  
そこにあれ 子(こ)無(な)きがゆえに 第5代大物主の蕗根命(大己貴命)が三輪山の祭神になる。
第5代大物主の蕗根命は、大己貴命とも尊称されている。
奈良県桜井市三輪の大神神社は大物主大神を主神とし、大己貴神、少彦名神を配祀している。
乱(みだ)るるぞ 事代主(ことしろぬし)が  
兄弟(ゑと)の子(こ)の 櫛甕玉(くしみかたま)お  
請(こ)い受(う)けて 嗣(つぎ)となすべし」  
御教(みおし)ゑに 三諸(みもろ)のそばに  
殿(との)なして 請(こ)えば賜(たま)はる  
儲(もふ)けの子 櫛甕玉命(くしみかたま)と  奈良県桜井市三輪の大神神社は大物主大神を主神とし、大己貴神、少彦名神を配祀している。31紋に「鰐彦命(わにひこ)までが、三輪の神」〔31-16〕とあるから、櫛甕玉命(くしみかたま)が祭神に加わってよいはずだがみえない。
 しかし、摂社の神坐日向社が櫛御方命(くしみかた)を祭神とする。
  櫛御方命(くしみかた)と
 櫛甕玉命(くしみかた)では一字違うだけだ。
 一番最後の「」があるか、ないかで雰囲気が違ってくる。
若妻(わかづま)の 刺国若姫(さしくにわかひめ)  
諸(もろ)ともに 住(す)ませて主は  蕗根命(大己貴命)の幸御魂が、蕗根命(大己貴命)を青垣山へ招いてくれたので、若妻の 刺国若姫(さしくにわかひめ)と養子の櫛甕玉命(くしみかたま)を奈良県桜井市三輪の大神神社に住まわせて蕗根命は筑紫の統治に努めた。
 大三輪神社の摂社の神坐日向社は、櫛御方命(くしみなかた)を祭神とする。
 櫛御方命(くしみかた)と櫛甕玉命(くしみかた)では一字違うだけだ。
 一番最後の「」があるか、ないかで雰囲気が違ってくる。
筑紫(つくし)治(た)す 日(ひ)足(た)るのときは  
これお告(つ)ぐ 母子(ははこ)至(いた)れば  
遺(のこ)し言(ごと) 「この叢雲剣(むらくも)は 叢雲剣(むらくも)」は、第5代大物主の蕗根命(大己貴命と尊称)の手元に留め置かれていたようだ。
第6代大物主の櫛甕玉尊(鰐彦)に「神武天皇の誕生祝いとして奉げるように」と託した。
生(あ)れませる 御子(みこ)の祝(いわ)ひに 神武天皇の誕生に祝いの品として。
捧げよ」と いいてイモヲセ  
神(かみ)となる 夜須(やす)に納(おさ)めて 神武天皇が誕生する直前に、蕗根命(ふきね)と刺国若姫が夜須で神上がり御亡骸は夜須に納められた。
祭るのち 筑紫(つくし)雄鹿(をしか)の  
勅(みことのり) のちに櫛梨命(くしなし)  
神となる 母に請われて 香川県仲多度郡象郷村下櫛梨に櫛梨神社がある。
祭神は、神櫛皇子命となっている。
雄鹿(をしか)棄(す)つ 故(かれ)に筑紫(つくし)の  
御幸(みゆき)請(こ)ふ    

  【系図】子守神 → 神立命 → 蕗根命 → 櫛甕玉命

【系図】素戔嗚-奇杵命-奇彦命-子守神

  【系図】素戔嗚尊-奇杵命(大己貴命)-奇彦命(えびす顔)-子守神

【系図】素戔嗚-奇杵命-奇彦命-子守神

大己貴神社(おおなむち)の本殿

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ご祭神

大己貴命
天照皇大神
春日大神

大己貴神社(おおなむち)

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夜須郡三輪町にある大己貴神社(おおなむち)の地図

大己貴神社(おおなむち)の地図
 目配山(405m)、高宮山(422.6m)

奈良県三輪山の頂上の高宮神社とその配置図

大己貴神社(おおなむち)の地図

三輪山の頂上の高宮神社

【九州のなかでの位置づけ】夜須郡三輪町のある朝倉郡の広域地図

海面上昇地図

【九州のなかでの位置づけ】夜須郡三輪町のある朝倉郡の広域地図